高い年収や外国人と流暢な英語で話すスマートなイメージが定着しているせいか、転職を希望する人も多い外資系企業ですが、どのような人が向いているのでしょうか。外資系企業は外国企業が本社であるため、日系企業とはカルチャー、価値観、仕事の進め方などさまざまなものが異なります。この記事では、外資系に向いている人や人物像とはどのようなものか、ご説明します。


1. ビジネスレベル以上の英語力を持つ人

なんといっても、ビジネス以上の英語力を持つ人が向いています。ヨーロッパ系やアジア系など本社の言語が英語でない会社であっても、世界共通言語である英語を使っている会社がほとんどです。

  • 社内での情報伝達(メール、ドキュメント)が英語
    全社連絡や業務連絡などは英語が基本となります。日本人同士であっても英語でメールを送ることも多く、翻訳をして読む余裕はないので、英語をそのまま理解できる人が向いているでしょう。
     
  • 外国のオフィスの同僚とのコミュニケーションに利用
    グローバル展開している企業であれば、日本以外にもオフィスがあります。日本はアジアパシフィックに分類されて、シンガポールオフィスや香港オフィスにレポートする場合も多く、現地の少しなまりがある英語であっても聞き取ることができるスペックが必要になります。


2. 自分から行動できる人(プロアクティブ)

外資系に向いている人の特徴の2つめとして、自分から行動できる人(プロアクティブな人)が向いているといえます。

  • 自分の成果・貢献を訴ることで、給料や役職がアップする
    日本人は文化的に奥ゆかしさを美徳とするところがありますので、自分からアピールすることに抵抗がある人が多いですが、欧米では、自分の成果や功績は自分でアピールすることが当然の文化です。アピールがないということは、何も仕事をしていないとみなされてしまう可能性もありますので、積極的にアピールをし、昇給や昇進を勝ち得ていくことができる人が向いています。
     
  • 残業時間が長い=成果、ではない
    日本企業でも近年「働き方改革」は進んでいますが、まだまだ長時間労働こそが仕事ができる証と考える人たちも多いです。しかし、外資系ではこの考え方は当てはまらず、むしろ短時間で成果を出せる人のほうが優秀な人材と評価を受ける場合もあります。プロセスではなく、数値として見える成果や、アピールできる実績がないと評価につながりません。
  • 自分で考えて行動を起こす
    日本企業では美徳とされた従順さも、やる気のなさととられてしまうこともあります。外資系では、中途採用で即戦力を少数精鋭で採用し、1人ずつに高給を与えます。そのぶん、余剰なヘッドカウント(頭数)はないともいえるので、1人ずつがプロアクティブに行動を起こし、確実に企業に貢献することが期待されています。
  • スキルアップを支援してくれる
    スキルアップをしたい、自分の付加価値を高めたいというハングリーな人には最適な職場です。スキルアップを望む人には、会社は喜んでバックアップをしてくれます。外部セミナーへの参加はもちろん、希望すれば海外MBAやロースクールに行かせてくれる企業もあります。


3. 変化に敏感な人が向いている

外資系に向いている人の3つめの特徴としては、変化に敏感な人が向いているといえます。

  • 上司がよく変わる
    どのような上司のもとで働くかによって、仕事環境がまったく異なりますので、柔軟に対応できる人が向いています。転職も多く、また本国から派遣されている上司については人事異動で本国に帰ることも多いからです。組織変更で、部署名や体制がリストラクチャー(再構築)されることもあります。
  • 企業の方向性もよく変わる
    企業の方向性である「どういった消費者層にどういったアプローチをして販売していくか」などの方向性も変化します。本国から突然の方向転換を告げられ、いままで注力していた方向とまったく逆方向をめざして努力しなければいけないこともあります。

  • Last-minute changes(=物事が起こる直前に変更)が多い
    全般的に、Last-minute changesが多いので、予期せぬ変更があってもいちいちイライラせず、変化を楽しむマインドがある人におすすめです。「安定」「保守」を好む方にはおすすめできません。


いかがでしたでしょうか。日々変化する環境の中で、変わっていく自分と会社を楽しみながら成果を追求できる人は、外資系企業の中でも生き残っていくことができるのかもしれません。

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