転職活動において、一次面接を通過すると、次は二次面接が行われます。二次面接を突破するためには、一次面接と二次面接の違いや二次面接でよく質問されることなどを調べ対策しておくことが重要です。そこで本記事では、一次面接と二次面接の違いから二次面接でチェックされること、二次面接の対策法まで詳しく解説します。
 

1.一次面接と二次面接の違い

  • 一次面接:応募者の人数を絞り込むためのもの
  • 二次面接:自社の求める人物像にマッチするかを判断


一次面接と二次面接は単に面接を2度行っているわけではなく、それぞれに異なる目的があります。一次面接は大勢いる応募者の人数を絞り込むためのものです。例えば基本的な会話力や論理的思考力などはビジネスパーソンにとって不可欠なものですが、これらが基準に達するレベルで備わっている応募者を見極めます。一次面接は受ける人数が多いため、面接は短時間で行われます。なお、一次面接の面接官は社内でも若手である20~30代の社員が担当することが多いでしょう。

二次面接は応募者の性格や能力、価値観など、1人1人のパーソナリティをさらに深掘りしていきます。その面接参加者が自社の求める人物像にマッチするかを判断するのが二次面接の目的だからです。そのため、一次面接も面接時間が長くなり、質問も多く、内容はより深くなります。基礎的なスキルの有無をはかる一次面接より、企業のカラーが出やすいのが二次面接です。面接官は30~40代以上の中堅社員や管理職、人事担当、重役など会社に関してより理解度の高い人物が担当します。また、社長が面接官を担当する企業もあります。


2.二次面接でチェックされること

  • 志望動機:志望の気持ちの強さを測る
  • キャリアプラン:企業の方向性と合致するか
  • 将来のビジョン:仕事に対する熱意を見る
  • スキル:即戦力となれるか


二次面接で主にチェックされることは、志望動機・キャリアプラン・将来に対するビジョン・備わっているスキルなどです。志望動機は内容についてより具体的に尋ねられるでしょう。志望動機の具体性によって、面接参加者の会社を志望する気持ちの強さをはかります。また、面接参加者の描くキャリアプランが企業のベクトルと合致するかどうかも確認ポイントです。企業の方向性と社員のキャリアプランがちぐはぐになると、社員はより自分のキャリアプランを実現できる職場を求め退職する可能性があります。会社の戦力になってくれるだろうと採用した社員に退職されては、企業としても大きなダメージです。

そのため、面接参加者が企業の方向性や社風に馴染めるかどうかを見極めようとするのです。採用した場合に早い段階で戦力となれるか判断するため、働く際に必要なスキルが備わっているかもチェックされるでしょう。ただし、必要なスキルを持っていても、仕事に対する意欲や熱意がなければ長期的な活躍は望めません。したがって、仕事に対する意欲をはかるため、仕事にどれだけの熱意を持っているか、具体的な将来のビジョンはあるのかなども詳しく見られるでしょう。
 

3.二次面接で質問される内容や質問の意図 

二次面接で手ごたえをつかむためには、質問を予想し回答を想定しておくことも大切です。ここでは、二次面接でよく見られる質問内容や、それぞれの意図について解説します。

3-1.志望動機

二次面接で志望動機に関する質問には、面接参加者の入社に対する熱意をはかる意図があります。一次面接よりさらに具体性を高めて述べると良いでしょう。ただし、志望動機の返答の完成度を高めたいからといって、一次面接と全く異なる志望動機を新たに答えるのはNGです。一貫性のない返答では返答自体の信頼性が疑われてしまいます。志望動機の根本は変えずにブラッシュアップしましょう。

志望動機の中で詳しく見られるのは、なぜ同業他社ではなくその会社を選んだのかです。この部分の筋道がしっかりしていれば、志望動機の説得力はグッとアップします。また、志望動機はきれいにまとめられているかより、志望する根拠となった部分が着目されやすいので、詳しく聞かれても答えられるようにしておきましょう。なお、志望動機を質問することによって、自己分析や企業研究がしっかり行われているか、論理的な考えができているかなども確認されます。

3-2.自己PR

自己PRは、企業が求める人物像に面接参加者が合致するかをはかるポイントです。面接参加者がどのような人間なのかより細かくチェックされます。長所・短所に関する質問も目的は同じです。また、自己PRでアピールされた面接参加者の強みは、入社後に業務の中で活かせるものなのかも重点的に見られます。自己PRは特別感のある活動や目立つ結果を示さなければならないと考える方もいるでしょう。しかし、必ずしも華々しい成果が必要なわけではありません。大切なのは、自己PRを通して示す自分のストロングポイントです。自分の良いところを最大限アピールするための要素が含まれていれば、日常的なエピソードでも何ら問題はないのです。

3-3.企業や業界への理解度

会社についてどのくらい理解しているのかも二次面接でチェックされるポイントです。入社後にしたい仕事や、会社について知っていることなどの質問がよく見られます。企業理念やモットー、その会社の事業内容、商品・サービス、これまでの事業成果などを理解しているかはチェックされやすいので押さえておくと良いでしょう。企業の理解を深められれば、志望動機により具体性をもたせたり、つながりを明確にしたりできます。できる限り詳しく企業研究を行い、自分なりの解釈なども加えながら分析しておきましょう。

3-4.将来のビジョン

企業が採用活動において最も危惧するのは、採用した人材の早期離職です。採用のために費やしたコスト、入社後の育成のために費やしたコストが全て無駄になってしまうからです。自分のキャリアビジョンが会社とマッチしないと感じた社員は離職する可能性が高いので、企業は採用の段階で面接参加者のキャリアビジョンを重点的にチェックします。どのような将来を目指すのか、どのように活躍したいかなどを尋ねられることが多いでしょう。10年後の働き方など、具体的な未来を示しての質問では、向上心を持って働ける人物かを見られます。将来のビジョンを面接参加者に問うことで、企業は会社の戦力として育成のための投資をすべき人間かどうかを判断するのです。
 

4.二次面接に向けて行うべき対策

二次面接の対策としてまず押さえておきたいのは、一次面接と整合性をもたせることです。一次面接と二次面接で整合性のない話をすると、そのときどきで話が変わる信頼性の低い人物ととらえられてしまいます。応募書類は自分用にコピーをとり、面接でちぐはぐなことを答えないようにしましょう。また、一次面接で何の質問にどのように答えたかも覚えておき、面接後にメモして二次面接の対策に活かします。

また、一貫性という点では、一次面接と二次面接だけでなく、二次面接の中でも意識することが重要です。例えば面接参加者のパーソナリティは「過去の自分」、志望動機は「現在の自分」、キャリアビジョンは「未来の自分」と置き換えられます。過去・現在・未来はそれぞれ全く別なものというわけではなく、必ず全てに繋がる筋道があります。この筋道を明確にしながら自己分析を行いましょう。また、二次面接では一次面接より質問数が増え、内容も濃くなります。そのため、企業研究にできる限り力を入れておくことも大切です。企業のHPやSNSからもある程度情報は得られますがそれだけでは足りません。OB・OG訪問や経営者の著書の読み込み、その企業に関するニュースのチェックなど、幅広く情報をキャッチしましょう。

しっかりと対策をして二次面接に臨もう!

一次面接と二次面接は同じ面接でも目的がそれぞれ異なります。二次面接では企業にとって必要な人材であるかがより厳しくチェックされるでしょう。書類や一次面接の内容を踏まえた上で、さらに深掘りした質問がなされるので、しっかり対策しておくことが大切です。ぜひこの記事を参考に、二次面接に向けて入念な準備を行ってみてください。
 

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