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転職活動をはじめる際は、自分自身の年齢は誰もが気になるところです。特に「35歳」という年齢の区切りには、焦りを感じる人も多いのではないでしょうか。現在では「35歳転職限界説」は過去の話となっていますが、外資系企業への転職に年齢がまったく関係ないわけではありません。そこで、本記事では外資系の転職と年齢の関係について紹介していきます。
外資系企業の採用は即戦力を重視しています。そのため、新卒採用を実施しない方針の企業が多いという特徴があります。もちろん新卒採用をしている外資系企業もありますが、外資系の転職活動では基本的に当該職種の経験年数が重視されます。また外資系は日系企業以上に成果を重視する姿勢があります。マーケティングや営業以外の職種でも、結果を出すためにはそれなりの経験が必要です。経験とスキルが外資系企業の転職活動では強みとなるため、新卒採用よりも中途採用を狙ったほうが就職できる可能性は高いといえるでしょう。関連記事:日系から外資系企業への転職!メリットや注意点を知ろう!
外資系転職から最も需要がある年齢は20代後半から40歳前後です。20代後半なら実務経験も3年以上となってくるため、経験してきた職種なら外資系企業に転職できる可能性は高くなります。日系企業では第二新卒の採用に積極的な企業も多いですが、外資系企業では実務をしっかりと経験していることが求められるからです。40代以降になるとただの実務経験ではなく卓越したスキルが求められます。そして40代後半はエグゼクティブ層なら外資系でも採用の需要があります。40代以降になると一般職であればリーダーやマネージャーなどのマネジメント職が狙い目となります。エンジニアなど技術職であれば、スペシャリストとしての自分の持つ技術の需要がある企業を狙うことが大切です。
ほとんどの外資系への転職では英語力が必須となりますが、英語力と実績に自信があれば20代後半から40歳前後の間は外資系企業に転職しやすい時期だといえるでしょう。関連記事:スペシャリストとは?言葉の意味や求められている理由を解説
外資系企業は学歴も重視しますが、それ以上に求職者が秘めているポテンシャルを重視しています。たとえばエンジニアであればITに関するスキルだけでなく英語力など複数のアピールできる要素があれば、転職活用では評価される可能性が高くなります。そのため、過去の経歴に特筆すべき内容があれば、それも転職活動では強みになります。また著しい実績がなかったとしても海外留学や海外でのボランティアなど、英語力をアピールできる経験があれば、評価されるケースもあります。
しかし、ポテンシャルと専門性では、より評価されるのは専門性があることです。ポテンシャルがどれだけあったとしても、専門性がなければ即戦力としての活躍は期待できないからです。そしてどれだけ輝かしい実績であったとしても、異業種・異業界の話であれば意味はありません。外資系企業への転職を狙うなら、これまでの実務経験を活かすことができる職種を選びましょう。
外資系企業への転職活動では、ポテンシャルと専門性の両方が重視されます。転職活動の際は実績だけでなく、将来の目標を明確に伝えるなど、専門分野に対する積極的な姿勢を示すことも大切です。関連記事:海外経験のある人は転職が有利?活かせるスキルや転職方法について
スキルや経験が重視される外資系企業への転職でも、年齢が選考に影響してしまうケースはあります。例えば、これまで転職の経験がない40代の場合などです。外資系企業で働く人は、多くの企業を転々としながらキャリアを積んでいくのが一般的です。一つの企業で長く勤めている場合、日系企業では高く評価されるポイントとなりますが、外資系では新たな社風にすぐ順応できるかどうかを不安視される可能性が高いでしょう。次に、応募先の企業が組織の若返りを図っている場合も、年齢が採用の可否に影響しやすいです。30代以降での転職は敬遠される恐れがあるため、若返りを図っているかどうかも事前に調べておきましょう。定年間近での転職も難しいといえます。選考にもある程度の労力がかかり、採用後にあまり働いてもらえない人材は避けられやすいためです。ただし、ハイクラスの人材では定年が近くてもあまり関係はありません。経験を積み過ぎており、オーバースキルである場合も採用されにくいです。優秀な人材には相応の報酬を用意しなくてはならず、業務内容とのミスマッチなども懸念されるため、能力に見合った転職先を探すとよいでしょう。その他、上司が極端に若く、業務に支障が出る恐れがある場合なども採用が見送られやすいです。
外資系に勤めるのが初めてでも活躍できる人には、いくつかの特徴があります。まず、語学力が高いことが挙げられるでしょう。外資系企業ではグローバルな人材が働いているため、英語や本社の言語などを使いこなして円滑にコミュニケーションを取れる人が重宝されます。キャリアが上がるほど高い語学力が求められるので、外資系を目指すのであれば勉強しておいて損はありません。次に、柔軟に対応できることも外資系で活躍しやすい人の特徴です。日系企業に比べて意思決定が早い外資系企業では、頻繁に方針転換が行われます。そのため、柔らかい頭でフレキシブルに働ける人材は成果を上げやすいのです。従来のやり方から離れ、新しい体制にすばやく順応する能力が外資系では求められます。自分の能力を積極的にアピールできる人も外資系では活躍しやすいです。自分のスキルや実力を適切に見極め、仕事をするべき場面で成果を上げられる人材は、競争の激しい外資系でも生き残れるはずです。関連記事:語学力を活かせる仕事がしたい人必見!英語以外も解説
外資系企業への転職を成功させるためには、具体的な数字を使って実績をアピールすることが大切です。アピールする文章に数字を盛り込むことで、実績の真実味が増して説得力が高まります。「目標を180%達成した」「1億2000万円売り上げた」など、成果を数字で示すことで、どれくらい仕事ができるのかをわかりやすく伝えましょう。また、積極的に自己PRすることも重要なポイントです。日本には謙虚であることが美徳とされる風潮がありますが、外資系では自分を積極的に売り込める人材が活躍しており、選考でも自己PRできるかどうかが重視されます。自分の能力に自信を持ち、採用してもらえれば業績アップに貢献できるということを力強く示してください。外資系に強い転職エージェントを利用することも忘れてはいけないポイントです。外資系の求人は非公開であることが多く、転職サイトなどでは条件のよい求人がなかなか見つかりません。非公開求人を多く取り扱っているエージェントを利用し、有利に転職活動を進めましょう。
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外資系に求められるスキルや経験は人材の年齢によっても異なるため、転職を目指すときは年齢別のポイントを押さえておくことも重要です。ここでは、20代、30代、40代が転職を成功させるためのポイントをそれぞれ紹介します。
まだ経験の浅い20代の場合、外資系が選考で重視するのはスキルや実績よりも人間性やポテンシャルです。その企業でしかできないことをやりたいのだと伝え、意欲を情熱的にアピールするとよいでしょう。その職種が未経験でも、学歴や資格は評価の対象となります。語学力に自信がある場合は、どんな言語がどの程度使いこなせるのかをしっかり伝えることをおすすめします。20代後半ではそれなりに経験を積んでいることが想定されるため、具体的な職務経験や、リーダーシップを発揮した場面などをアピールしてください。関連記事:リーダーシップとは?マネジメントとの違いやスキルを高める方法
マネージャーやディレクターといった管理職の求人が多い30代の転職では、即戦力として活躍することが求められます。前職における営業成績やマネジメント経験などを数値を交えて具体的に伝え、結果が出せる人材だと納得してもらいましょう。海外でMBAを取得した、海外赴任経験があるなど、自分の価値を高める情報は惜しまずに言及してください。また、マネージャークラスでは高いレベルの英語力が求められるため、ビジネスの場で使いこなせるように研鑽を積んでおきましょう。関連記事:MBAとは?取得のメリット・向いている人・活かせる仕事を紹介
40代の転職では、マネジメント経験や外資系企業での勤務経験が重視されます。日系企業で豊富な人脈を築いている場合は、日本市場の開拓に有利だと評価されることもあるため、人脈を積極的にアピールするとよいでしょう。外資系への転職にあたって、キャリアプランを形成しておくことも大切です。年収が下がる転職はなるべく避け、さらに上を目指すためのキャリアプランを具体的に考えるのが賢明です。関連記事:カントリーマネージャーという役職!なるために必要なこととは?
ここまで紹介してきたように、外資系企業への転職は35歳以降でもチャレンジすることができます。20代後半以降は実績とスキルが身についた時期でもあるため、外資系企業への転職を狙うなら最適なタイミングでもあります。しかし、40代も後半になると求められる実績のハードルも高くなってしまうため、転職をめざすなら早めに行動を起こすことです。
外資系企業への転職でタイミングに迷った場合、まずは過去の実績を振り返りましょう。もしくは弊社のような外資系企業に強みがある転職エージェントへ相談して、客観的な市場価値を知ることも賢明な選択肢のひとつです。外資系企業への転職は35歳以降でも可能ですが、経歴に合わせた最適なタイミングを見きわめることが大事なのです。
【2019年2月15日公開 - 2023年7月24日更新】
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