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就活において応募する企業との最初の接点となる求人応募メール。ビジネスマナーをしっかり押さえつつ、受け手に配慮した対応が求められます。
一方で、正しいマナーを知らなかったり、効果的な書き方を調べたりせず応募メールを送っていたりする人も多いのではないでしょうか。
本記事では、求人応募メールの送り方や基本的なマナーなどを、具体的な例文を交えて解説します。よくある疑問や注意点もまとめているので、ぜひ参考にして下さい。
関連記事:転職のベストタイミングとは?時期や状況の見極め方を解説
求人応募メールの送り方と基本マナーについて、以下4つの観点から解説します。
メールの件名は、ひと目で差出人や用件、内容がわかるようにしましょう。自身が応募した職種以外にも、複数の媒体を使用して、複数職種の募集をしている場合があるためです。
わかりやすい件名の具体例は以下の通りです。
なお、送られてきたメールに返信する場合は、件名は変更せずに返信を意味する「Re:」を付けたまま送信するのが一般的です。
メールの宛名は、正式名称で会社名・部署名・名前の順に記載します。
部署名がわからない場合は省略して問題ありません。相手の名前がわかる場合は「◯◯様」、名前がわからない場合は「採用ご担当者様」と使い分けましょう。
メールの最後に、締めの文と署名を記載します。
履歴書・職務経歴書などの応募書類を添付している場合は、それらを添付している旨と確認依頼をします。締めの文は、忙しい中で時間を割いてくれたことに対する感謝とお礼、その後の面接を希望している旨を述べましょう。
署名は自分の名前・自宅住所・電話番号・メールアドレスを記載し、現職または前職の会社名は記載しないのが一般的です。
履歴書・職務経歴書などの応募書類を添付する際、特に指定がなければ1MB以下のPDF形式にするのがおすすめです。PDFは第三者によって内容を変更されない上、OSの違いによる文字化けや印刷ずれなどが起こらないためです。
ファイル名は内容がひと目でわかるように「日付+書類名+名前」など、わかりやすいものにしましょう。
また、近年は個人情報やセキュリティへの配慮が求められているため、添付ファイルにはパスワードをかけておくのが無難です。
関連記事:英語レジュメ(英文履歴書・職務経歴書)の書き方とは?
件名:◯◯職 中途採用応募の件(自分の名前)
株式会社◯◯◯◯◯◯部◯◯課採用ご担当 ◯◯様
初めまして。(自分の名前)と申します。
この度、◯◯に掲載されておりました求人を拝見し、(職種名)に応募させて頂きたく、ご連絡いたしました。
本メールに履歴書と職務経歴書を添付させて頂きますので、ご査収下さいますようお願い申し上げます。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認、ご検討を頂き、一度、面接の機会を頂けますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
---------------------------(自分の名前)〒000-0000(自宅住所)TEL:090-0000-0000メール:◯◯◯@◯◯◯.ne.jp---------------------------
採用担当者は多くの応募メールをチェックしているため、極力簡潔な内容で要点のみを伝えることが大切です。
件名:Re:(件名は変更しない)
お世話になっております、(自分の名前)です。
この度は面接のご案内を頂き、誠にありがとうございます。希望日時を記載するので、ご都合の良い日程をご指定頂けますでしょうか。
・◯/◯(曜日)18:00〜20:00の間・◯/◯(曜日)10:00〜17:00の間・◯/◯(曜日)終日可能
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認の上ご返信頂けますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
---------------------------(署名)
ここでは自分から候補日を知らせる例文を紹介しましたが、先方が指定する日程から選択する場合や、ピンポイントで指定した日程の可否を尋ねられる場合もあります。
関連記事:外資系転職で面接のお礼メールが必要な理由|英文メール例も紹介
求人応募メールにまつわる、以下の疑問について解説します。
募集に関する内容であれば、求人応募の時点で質問してもまったく問題ありません。
例えば、「募集要項に〇〇相当の経験」と記載がある場合に、自身の状況を伝えて応募しても問題ないかどうかを確認するケースなどが該当します。
質問内容に関する明確な線引きはありませんが、給与や待遇面を直接的に質問したり、複数の質問を投げかけたりするのは控えるのが無難です。
相手は多くのメールを受信し、複数の応募者とやり取りしている可能性があります。応募メールでは応募に関する質問に留め、それ以外は面接の場で質問すると良いでしょう。
企業側の担当者名が不明の場合は「採用ご担当者様」宛とするのが一般的です。
ただし、名前が出ているにも関わらず担当者名を書かなかった場合は、失礼にあたる可能性があります。例えば、求人広告の会社情報欄や返信メールの中に担当者名が記載されている場合があります。
採用担当者の名前が判明するタイミングは企業によって異なるため、見落とさないよう十分注意しましょう。
なお、相手のメールアドレスから閲覧者を推測できる場合があります。例えば、「t.satou@〜(採用担当:佐藤)」のように、アドレスに名前が入っている場合は担当者個人が、「info@saiyo〜」「info@社名〜」のようなアドレスの場合、担当部署の複数名が閲覧している可能性があります。
返信メールで応募書類の郵送を求められた場合は、郵送する旨、または既に郵送した旨を記載してメールで知らせておくと良いでしょう。
返信義務はないものの、返信をしたほうが丁寧であり、トラブル防止にもつながるためです。特に、採用担当者は他の業務と兼任している場合もあるため、郵送した旨を知らせておくことが相手への配慮につながります。
より確実に届けたい場合は、追跡サービスがあるレターパックを使うのもひとつの方法です。ただし、書留は受け取った相手の手を煩わせるため、応募書類の送付の際は一般的に使用しません。
関連記事:派遣会社に履歴書を提出する際の書き方は?注意点も踏まえて解説
最後に、求人応募メールを送信する前に、以下5つのポイントをチェックしましょう。
求人応募メールを送信する前に、慎重に誤字脱字チェックを行いましょう。メールに誤字脱字があると、「仕事が雑」などのネガティブな印象を与える可能性があるためです。
例えば、1日あけて読みなおす、声に出して読む、第三者に確認してもらうなどの方法はミスがあった場合に見つかりやすくおすすめです。より確実性を重視したい場合は、誤字脱字チェック専用ツールやAIを活用するのもひとつの方法です。
応募書類や面接だけでなく、応募企業に届く情報は全て選考結果に影響するものと考え、細部まで丁寧にチェックしましょう。
求人応募メールは送信する時間帯にも配慮し、深夜帯や早朝などの時間帯は避けるのが無難です。メール受信の通知を個人用のデバイスに転送しているケースもあり、時間帯によっては常識を疑われてしまう可能性があるためです。
ただし、時間帯にさえ気を付ければ、土日祝日に送信するのは問題ありません。在職中の人は就業後や休日に転職活動を行うのが一般的だからです。
もしメールの送信日が送信先の企業の休日と重なっている場合は、「休日のご連絡恐れ入ります」などと一言付け加えるとより丁寧な印象を与えられるでしょう。
関連記事:スカウトメールの返信の書き方・例文と注意点を解説
求人応募メールに使用するメールアドレスにも注意しましょう。具体的には、以下のようなメールアドレスは避けるのが無難です。
就職・転職活動に適したアドレスを持っていない場合は、専用のフリーメールアドレスを取得するのもひとつの方法です。加えて、相手からの返信が迷惑メールに振り分けられないよう、あらかじめ受信設定を確認しておくことをおすすめします。
求人応募メールの文面は、短めかつシンプルにするよう心がけましょう。相手は忙しい中で複数のメールを確認している可能性が高いためです。
求人応募メールの文面は求人応募に関する内容に限定し、志望動機や自己PRなどは履歴書や職務経歴書などの応募書類にまとめましょう。
求人応募メールは、相手企業とのファーストコンタクトになるケースが多く、第一印象に大きく影響します。読み手の状況に配慮して、簡潔さとわかりやすさを重視しましょう。
添付ファイルの容量は大きくなり過ぎないよう注意しましょう。容量が大き過ぎるファイルは送信時にエラーが発生したり、ダウンロードに時間がかかったりするためです。
ファイルサイズは1MB程度が目安であり、大き過ぎる場合はPDFファイルやzip形式にすることで容量を圧縮できます。
メールに添付せず、DropBoxやGoogleドライブなどのクラウドストレージにアップロードし、ファイルのURLを知らせるのも良いでしょう。
応募企業とのファーストコンタクトとなる求人応募メール。第一印象を左右する可能性があるため、しっかりとビジネスマナーをおさえることが大切です。
慎重に誤字脱字チェックを行い、送信する時間帯や使用するメールアドレス、添付ファイルの容量にも注意しましょう。
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