外資系転職で面接のお礼メールが必要な理由|英文メール例も紹介

外資系企業の転職面接では、お礼メールを送ることが重要です。海外の人事担当者の多くが、候補者を検討するのにお礼メールが役立つと考えています。そこで今回は、外資系企業の面接後にお礼メールが必要な理由や、お礼メールを送るポイントと注意点について解説します。種類別にお礼メールの例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

1.お礼メール(Thank-you letter)はなぜ必要?

面接後に送るお礼メールは、「Thank-you letter」や「Thank-you note」といいます。アメリカなどの外資系企業で就職・転職活動する場合、次のような理由から面接後にお礼メールを送る方が良いとされています。

1-1.印象付けやアピールになる

アメリカの人事担当者はお礼メールが必要だと考えているものの、多くの求職者は面接後にお礼メールを送っていません。日本でもそれ程一般的ではないので、お礼メールを送ることで熱意をアピールし、他の応募者と差別化することが可能です。また、人事担当者に対して「丁寧な人」「細かな気配りができる人」といった印象を付けることができるでしょう。

1-2.礼儀やマナーがあることを表す

お礼メールに限らず、相手に感謝を伝える行為は、世界共通の礼儀・マナーといえます。わざわざ自分の面接のために時間を確保してくれたこと、準備をしてくれたことなどに対して誠意の気持ちを伝えましょう。お礼メールを送れば、相手への敬意を表すことにもなるはずです。

1-3.関係性・つながりをつくる

お礼メールは、相手と関係性・つながりをつくることにもなります。お礼メールを送れば、相手とのコミュニケーションを継続できるかもしれません。もし不採用になったとしても、人事担当者に覚えてもらうことができれば、将来的なビジネスチャンスやキャリアの機会を持てる可能性があります。

1-4.面接のフォローアップをする

面接時は緊張していたり時間が限られているため、後から言いそびれたことや補足説明したいこと、繰り返し強調しておきたいことが出てくる場合があります。人事担当者に伝えたいことがあれば、お礼メールの中で伝えることが可能です。何回目の面接であっても、面接後には必ずお礼メールを送って仕事への熱意を伝えましょう。面接後1週間ほど経っても連絡がない場合は、進捗確認メールとして送るケースもあります。

1-5.書面でのコミュニケーション能力を示す

お礼メールを送ることで、外国人上司や本社社員と英文メールのやり取りができるか、フォーマルな文章の作成ができるかなど、書面でのコミュニケーション能力をアピールできます。書面でのコミュニケーションには、適切なワードチョイスや表現力が求められます。会話の時とは対応が異なるため、面接にプラスしてメール文面も判断材料の一つになるでしょう。
 

2.面接のお礼メールのポイントや注意点

面接のお礼メールを送ると、自身の選考が有利になる可能性があります。しかし、不適切なメールを送信してしまうと、逆効果になるので注意が必要です。以下で、お礼メールのポイントや注意点について見ていきましょう。

2-1.できるだけ早くお礼メールを送る

面接から日にちが経つと、人事担当者も面接内容を忘れてしまいます。そのため、面接後すぐにお礼メールを送らないと、効果が薄れてしまう可能性があるので注意が必要です。お礼メールは、なるべく当日中に送るのが良いでしょう。ただし、面接の時間が遅い場合は、翌日中に送るのが無難です。就業時間外の夜遅い時間にメールを送ると、常識がない人だと思われるかもしれません。

2-2.誠実に感謝の気持ちを伝える

お礼メールでは、相手に感謝の気持ちを伝えるのが第一です。多忙な中で面接のために時間を作ってくれて感謝している、といった内容を盛り込みましょう。お礼メールの文面から、丁寧かつマナーを心得た人だという印象を与えられるかもしれません。

2-3.複数の人に送るときはパーソナライズする

面接官が複数いる場合は、個別にお礼のメールを送ります。複数の人にお礼メールを送るなら、それぞれの人との具体的な会話を追加することをおすすめします。単純にコピペした文面を全員に送るのは、相手に不誠実だと思われる可能性があるからです。全ての文面を変更しなくて良いので、一部の内容をパーソナライズして送るようにしましょう。

2-4.送信前に文面をチェックする

お礼メールは、不必要に長くならないように気をつけましょう。送信前に文面をチェックし、スペルミスや文法ミスを入念に確認するのはもちろんのこと、ビジネスに適した言葉選びにも注意してください。メールの文面から英語のコミュニケーション能力を見られるため、校正・編集作業は慎重に行いましょう。特に企業名や人事担当者の名前を間違えてしまうと、逆にマイナスな印象を与えてしまいます。正確な文面を送るために、専用のアプリやツールを使って文面をチェックするのもおすすめです。
 

3.【外資系転職者向け】種類別お礼メールの例文

外資系企業への転職面接を検討している人向けに、お礼メールの例文を種類別に紹介します。お礼メールは、どのようなメールを送りたいかによって内容を変更しましょう。

3-1.シンプルなお礼メール

まずは、基本的な短めのお礼メールの例を紹介します。フォーマルかつ丁寧であると同時に、相手に親近感を持ってもらえるように個人的なやり取り感のある文面にするのが良いでしょう。

件名:Thank you   [担当者名]

Hello   [担当者名],

Thank you so much for taking the time to meet with me and talk about the position of [応募しているポジション]  at your company yesterday.

Our conversation made me even more excited to join the [会社名]. What interested me in particular was  [面接で話した内容]. I’m sure my experience can translate into similar success as your new [応募しているポジション].

If you need any additional information from me at this point, please feel free to contact me. Looking forward to hearing back from you on [設定されている連絡日].

Thanks again for your time!

Sincerely,

[署名]

3-2.正式なお礼メール

役職での採用面接では、正式な文面でお礼メールを作成することが推奨されています。シンプルなメールの場合、相手の呼び方はファーストネームでも構いません。しかし、正式なお礼メールでは、「Mr./Ms.(担当者の姓)」と記載しましょう。

件名:Appreciate your time and advice, Mr./Ms. [担当者の姓]

Dear Mr./Ms. [担当者の姓],

I want to take a moment to thank you for taking the time to talk to me about the position of [応募しているポジション] with [会社名] yesterday. It was truly inspiring to have such a meaningful conversation with someone who shares my approach to [面接で話し合った内容] and to learn about your industry insights.

The information you shared about your future projects convinced me that this job is a perfect fit for my professional and personal interests and one where I could make a valuable contribution. I particularly enjoyed learning about [仕事内容に関する詳しい情報] since [興味を持った理由].

I was also thinking about what you said on [担当者が言及した今後の課題]. In my current/previous role as [現在の役職] I found that [類似問題への取り組みについて簡単に説明].

Finally, please find attached the details of some of my projects we discussed and an exact documentation of their business impact.

Should you need any additional information from me that could assist with the decision-making process, feel free to contact me. I look forward to our call next week as discussed.

Thank you once again.

Best regards,

[署名]

3-3.二次面接後のお礼メール

二次面接を受けた後にも、お礼メールを送信することをおすすめします。具体的なポジションやプロジェクト内容など、二次面接で話した新しいトピックについて言及すると良いでしょう。

件名:Thank you   [担当者名]

Hello   [担当者名],

It was a pleasure to come and chat for the second time, thank you for this opportunity!I enjoyed meeting more members of the team and feel like it would be a good mutual fit. 

Every conversation I've had about the organization has made me more excited about the opportunity to join your team, and I'm confident I'll be a valuable contributor who helps move the company forward — especially now that you've acquired [会社の事業や最近の成果について].

Please don't hesitate to reach out with any other questions you have. I look forward to hearing back after you've made your decision.

Thank you,

[署名]

関連記事:二次面接の質問内容は?一次面接との違いから対策法まで解説
 

3-4.カジュアルなお礼メール

中小企業規模でカジュアルな文化のある外資系企業なら、親しい知人と話すような文面でお礼メールを作成するのがおすすめです。面接でのカジュアルな雰囲気を考慮し、堅いお礼メールが社風にふさわしくないと感じた場合に有効です。追伸の部分で個人的な話題を書くのも良いでしょう。

件名:Great speaking with you

Hi [担当者の名前],

I had a lot of fun learning more about the challenges ahead of the next  [応募しているポジション] with  [会社名] yesterday! I'd be really excited to join your team and help anyting else you'd be doing. 

Please feel free to contact me if you find you need any more information. I look forward to our call next week. Thanks so much again!

Best wishes, 

  [署名]

P.S.ーI also wanted to say that you were right about the coffee at   [コーヒーショップ名]. I stopped by on my way home. was delicious! 

関連記事:カジュアル面談とは?意味・一般的な面接との違い・注意点を解説
 

外資系企業の面接後はお礼メールを必ず送ろう!

外資系企業で面接を受けたら、必ずお礼メールを送ることをおすすめします。面接選考で有利になるだけでなく、仮に不採用になったとしても関係を維持できるケースがあります。ただし、非常識なメールを送ってしまうと、マイナスなイメージを持たれてしまうので注意が必要です。今回紹介した例文を参考にして、人事担当者に魅力的に思ってもらえるようなお礼メールを作成しましょう。
 

 

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