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派遣会社によっては履歴書や職務経歴書の提出を求められることがあります。初めてで志望動機や職歴の書き方が分からない、または派遣社員の経験をどう記載すれば良いか分からないという人も多いでしょう。履歴書と職務経歴書は性質が異なり、それぞれ適切な書き方を心がけることが大切です。今回はこの2種類の違いを解説した上で、派遣に応募する際の書き方や注意点などを紹介します。
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派遣会社の人事担当者から評価が高い履歴書・職務経歴書を作成するためには、まずそれぞれの違いをしっかり把握しておくことが重要です。履歴書とはその人の人生における経歴を記したもので、言うなれば「人となり・人物像」をアピールするための書類となります。企業側から特別な指定がなければ市販品を使用して問題ありません。履歴書には厳密な書式がありませんが、ある程度決まったフォーマットは存在しています。一般的には住所・氏名・学歴・簡単な職歴・保有資格などは必ず設けられており、加えて志望動機や自己PRといった欄を付随しているものが多いです。履歴書は採用活動を行う企業にとって貴重な情報源となるため、基本的に面接は履歴書の内容に沿って行われています。
これに対して職務経歴書とは、その人の「社会人としての活動歴・キャリア」をアピールするための書類です。履歴書に比べてフォーマットの決まり事が少なく比較的自由形式での記入となりますが、具体的な職歴・保有資格・自己PRなどを書くのが一般的とされています。携わった仕事やスキルに関して事細かに記入するため、目安はA4用紙で1~3枚と分量は多めです。職務経歴書は履歴書の補助資料的な側面が強く、提出を求められる場合は履歴書とセットとなるのが基本となります。必要書類に履歴書とだけ記載されている場合や特に指示がない場合、職務経歴書を提出するかどうかは応募者側の自由です。
簡易登録だけですぐ働ける派遣会社もありますが、人材マネジメントやサービス品質向上の観点から履歴書・職務経歴書の提出を求める企業も少なくありません。提出を求めない企業に対しても事前に履歴書などを用意しておくと、面接がスムーズに進むケースも多いです。ここからは履歴書と職務経歴書それぞれの書き方について、ポイントを押さえながら解説します。
「志望動機」の欄は履歴書において注目されることの多いポイントですが、実は派遣会社へ提出する履歴書の場合は特に考える必要がありません。というのも派遣会社とは「雇用契約を結ぶだけ」であり、実際に働く場所は派遣先企業となるため派遣会社への志望動機はあまり意味がないのです。派遣会社に提出する履歴書の志望動機欄は空白で問題ないとされているため、その他の項目を魅力的に仕上げることにリソースを割きましょう。ただし、派遣先企業で一定期間働いた後に直接雇用となることが前提である「紹介予定派遣」の場合は、例外的に派遣先企業への志望動機が必要です。
派遣会社へ提出する履歴書は、今まで登録して働いてきた派遣会社の書き方が独特なので覚えておきましょう。まず基本として「登録した派遣会社」と「実際に働いた派遣先企業」は別々に記入します。人事担当者が見やすいように、派遣会社と派遣先企業の書き出し位置を一文字分ずらしておくのが好印象を得るポイントです。また、派遣会社の経歴には「入社」「退社」という表記は使用しません。派遣会社へ登録した時期には「登録」と記入し、派遣先で働き始めた箇所は「就業」としてください。派遣会社と結んでいた契約が終了して仕事から離れたところは「派遣期間終了」または「契約期間満了」などと記入しましょう。
その他の項目は通常のアルバイトやパートの応募で提出する履歴書と同じ書き方で問題ありません。証明写真は撮影後3ヶ月以内の物を用意する、学歴の義務教育課程は卒業した年だけ記入するか省略するなど、基本的なところは押さえておきましょう。自己PR欄は人によって書ける内容が異なるので、従事したい仕事に結び付きそうな経験・知識・スキルをアピールしてみてください。
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職務経歴書には正社員雇用のキャリアを記入するのが一般的とされていますが、アルバイトやパートの経験しかないという人も多いでしょう。そのような場合に派遣会社から職務経歴書の提出を求められても心配ありません。実は正社員雇用の経歴が少ない、あるいはまったく無いといった場合にはアルバイトやパートの経歴を記入しても問題ないのです。しかしその場合は3ヶ月未満の短い経歴は省略し、6ヶ月以上働いた比較的長期のものを選んで記載しましょう。応募する派遣会社が得意としている業界・業務に関連するものがあれば積極的に書いておくのがおすすめです。
正社員と派遣社員両方の経歴があるという人も珍しくありません。人事担当者は基本的に正社員雇用のキャリアを重要視する傾向があるため、この場合は正社員雇用でのキャリアを中心に記載するのが一般的となります。また、派遣社員は半年~1年程度のサイクルで派遣先が変わるケースが多いです。派遣社員としてのキャリアが長いと派遣先変更の回数が多く、職歴の欄を圧迫してしまいがちになります。見やすくするためには、派遣会社・派遣先・従事した業務内容を1行に集約するなどしてコンパクトにまとめましょう。
派遣会社へ提出する場合に限ったことではありませんが、履歴書や職務経歴書を作成する際には注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず「経歴や資格で虚を記載してはいけない」というのがその代表例です。履歴書や職務経歴書の嘘は経歴詐称と見なされるため、内容次第では虚偽が判明した時点で派遣会社から強制的に契約解除される可能性があります。「職歴の空白を何とか埋めたい」という動機から、職歴の就業期間を長めに書いてしまうというパターンが多いです。空白時期があること自体が直接マイナスに繋がる訳ではなく、むしろ転職活動や資格の勉強など正直な内容を申告した方が派遣会社から好印象になることもあります。未経験にも関わらず経歴として記載するのはもちろんですが、逆に経験済みであることを隠そうとする行いも経歴詐称に該当する可能性が高いので十分注意してください。
また、派遣社員キャリアを記載する場合は「守秘義務」についても注意を払いましょう。企業によっては派遣としての就業を口外してはいけないケースがあるので、その場合は履歴書・職務経歴書に会社名は書かず「某○○メーカー(ブランドなど)」といったように業種のみを記入しましょう。守秘義務の関係で詳細を記載出来ないことも添えておけば、人事担当者からの理解を得やすいです。派遣会社ごとの守秘義務は、派遣就業時の契約書で確認が出来るようになっています。履歴書・職務経歴書に記載する前にしっかり目を通しておきましょう。
人事担当者は自社に必要な人材を見極めるべく、様々な角度から応募者をチェックしています。その中でも特に派遣会社の場合は「派遣先企業と人材のマッチング」を重視する傾向が強いです。働きたい派遣先や派遣会社が主力として扱っている業種・業務についてアピール出来る材料があれば、積極的に自己PR欄に記入しておきましょう。場合によっては職歴欄でもアピール出来そうな業務内容を詳しく記入し、その他の職歴・経験はある程度簡略化しても問題ありません。限られたスペースを有効活用して、効率的に自分を売り込みましょう。
応募者の人柄については「問題なく契約を満了してくれそうか」「経験が豊富か否か」といったポイントを重視する人事担当者も少なくありません。何か長続きしていることやちょっと珍しい経験・経歴があれば、アピール材料として活用出来ないか検討してみると良いでしょう。また、履歴書や職務経歴書の文面は原則として「ポジティブな印象」に仕上げるのがポイントです。前向きで明るいイメージを持ってもらえれば、採用の確立もグッと上がると言えるでしょう。社交的・積極的・忍耐強さといったキーワードはポジティブな要素として受け取ってもらいやすいです。もし自分に当てはまるような要素があれば、出来るだけ具体的なエピソードを添えておきましょう。
働き方として紹介予定派遣のように派遣社員から正社員雇用を目指すつもりであれば、その熱意を伝えるのも有効です。加えて、なぜ現時点では派遣社員として働いているのかを記載しておくと書類全体の説得力が高まります。「未経験からスキルを身に付けたい」「時間を有効活用して資格の勉強時間を確保したい」といったポジティブな方向でまとめると、人事担当者からの注目を集めやすいです。
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派遣会社は志望動機を重視しない分、派遣先に関わるスキル・知識・経験などがポイントになります。正社員・派遣社員の経験がなくても、アルバイトやパートの経験で自分をアピールすることは十分可能です。社交的・積極的といった人物像をアピール出来れば、人事担当者も安心して採用しやすくなりますよ。「仕事に繋がるポイントを見出す」「ポジティブなイメージでまとめる」の2点を意識して履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
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