オフィス街で微笑むビジネススーツを着た女性。

日本国内でも見かけることの多くなった外資系ホテル。採用活動は毎年行われ、転職を希望する人も多くいます。実際に外資系ホテルで働きたいと考えている人は、事前に準備することや必要なスキルなどを把握しておくことが大切です。そこで今回は、日系ホテルとの違いや転職活動のポイントなど、外資系ホテルで働くために必要な知識を紹介します。
 

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1.外資系ホテルは日系ホテルとどこが違う?

外国人観光客などの増加に伴って、外資系・日系どちらのホテルも国内に増えつつあります。外資系ホテルはラグジュアリーやリゾートの傾向が強く、従業員の質・サービス・内装などにおいて最上級のものが求められます。一方の日系ホテルは、リーズナブルに利用できるところが多く、ビジネスや繁華街などでよく見かけられます。また、外資系ホテルは所有者と経営者が別になっているケースが多いです。このような場合、所有者は日系企業でも、ホテルの運営に関しては外資系企業が担っています。日系ホテルの場合は所有・運営ともに日系企業が直営です。

また、外資系ホテルと日系ホテルでは、従業員の働き方や待遇などにも違いがあります。外資系ホテルは実力主義で、従業員の勤続年数などとは関係なく高いパフォーマンスを発揮できれば出世や給料・ボーナスのアップに期待できます。日系企業の場合は年功序列であるほか、従業員の努力・成長などへの評価の比重が大きくなっていることが特徴です。
 

2.外資系ホテルの特徴

外資系ホテルの強みは、世界規模でブランド力の高いことです。世界的に知られていると、訪日した外国人は聞き慣れたホテルへ宿泊する傾向にあります。有名な外資系ホテルグループとしては、マリオット・インターナショナル、ヒルトン・ワールドワイド、インターコンチネンタルホテルズグループ、アコーホテルズなどが挙げられます。また、外資系ホテルは利用客がさらに高いサービスを受けられる仕組みを取り入れていることが特徴です。具体的には、会員制のプログラムを導入し、利用頻度に応じて会員としてのステータスがアップします。そして、ステータスに応じた客室へのグレードアップや、ラウンジの利用などが可能です。

他にも、外資系ホテルは日本進出する際、日本国内で人材を集めるケースが多くあります。日本国内に進出した外資系ホテルでは、一部の管理職を除き、日本人のホテリエを起用しています。
 

3.外資系ホテルで働くメリットとデメリット

外資系ホテルで働くメリット・デメリットについて解説します。

3-1.外資系ホテルで働くメリットは?働きがいが魅力

訪日外国人が増加していることによって、外資系ホテルの数も国内で増えています。そのため、国内でも求人が多く、外国語のできる人や、ホテル勤務経験のある人材の需要は高い傾向にあります。さらに、外資系は成果主義の傾向が強いので、良い成果や結果を残すことができれば、若くして出世することも可能です。高レベルな仕事を求められますが、その分給料も高いのが魅力となっています。これらは、キャリアアップを目指している人にとって大きなメリットです。また、世界規模のホテルグループに就職することができれば、海外で働けるチャンスもあります。外資系ホテルは国内外に多くのグループを抱えています。どこかのホテルで従業員の欠員が出れば、応募することによって新たな環境で働ける可能性も少なくありません。

3-2.外資系ホテルで働くデメリットは?厳しい環境に注意

外資系ホテルのデメリットは、成果を出せないままでいると正社員からの降格や解雇、収入ダウンといった可能性があることです。外資系ホテルは日系ホテルと異なり、丁寧に指導してくれる先輩や、教育制度などが完全に整っているわけではありません。自分から積極的に学びにいき、独自でスキルや知識を身につけることが大切です。自分なりのやり方で成長し成果を出したいという人には、マッチしている環境となっています。また、外資系ホテルは出世が難しいというデメリットもあります。例えば、従業員を管理・指導し経営にも携わるマネージャーは別のグループホテルから派遣されることが多いです。そのため、スタッフとして働き始め、マネージャークラスまで出世するのは難しくなっています。マネージャークラスで働きたい場合は、転職や就職でこのような役職に就くか、良い成果を出し続けて常に高い評価をもらう必要があります。他にも、グローバルな環境で働けることに憧れを持っていても、実際に働いてみるとイメージとのギャップがある人もいます。
 

4.外資系ホテルで求められる人材は?

  • 高い語学力
  • コミュニケーション能力
  • ハプニングやクレームへの対応力
  • スマートにサービスを提供できるバイタリティ

外資系ホテルで求められる人材の特徴は、即戦力として働けるスキルやホスピタリティを持っていることです。語学力はもちろん、英語以外の複数の言語を習得していると自身のアピールポイントとして有効に活用できます。さらに、お客が求めていることをいち早く察して、要求に応えられるコミュニケーション能力の高さも重要なスキルです。ハプニングへの対応力や、クレームがあった際に丸く収められるよう行動する力も求められます。

他にも、サービス業は肉体労働の一面もあるので、業務を十分にこなせる体力・精神力、両方のバイタリティも重要です。身体的・精神的に辛い状態でも、お客に悟られることなく、スマートにサービスを提供できるような人材が求められます。

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5.外資系ホテルの年収は?

一般的に、ホテルマンの平均年収は300万~350万円程度といわれています。24時間体制でサービスにあたることもあって、残業の有無が大きく収入に影響する業界です。繁忙期と閑散期で収入に差があるのもホテルマンの特徴だといえます。
外資系ホテルでは、通常のホテルに比べて高い年収が目指せます。一流ホテルの平均年収は500万~600万円程度です。また、ホテルマンは役職が付くと年収が大きく上がる傾向にあります。外資系の高級ホテルのマネージャークラスになれば、1000万円以上の年収も夢ではありません。
外資系ホテルの特徴は、実力主義が徹底しているということです。年齢にかかわらず、実力さえあれば早い出世を目指すことができます。対して、国内のホテルは年功序列の体質が根強く残っており、長く勤めている人ほど出世しやすい傾向にあります。年功序列に不満があって、自分の実力に自信があり、早く年収を上げたいと考えているホテルマンは、外資系企業での就業を検討するとよいでしょう。

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6.ホテルマンが年収を上げる方法

  • 英語や中国語など言語を取得する
  • 「ホテル実務技能認定試験」など、資格を取得する
  • 昇進を目指す
  • 年収が高いホテルへ転職する

ホテルマンが年収を上げるためには、スキルを磨いて自分の市場価値を高めることが大切です。ホテルは海外からの利用者も多いため、使いこなせる言語が多いほど高評価につながります。世界中で通じる英語をはじめ、中国語や韓国語なども話せると年収も上がりやすいはずです。ホテルマンにおすすめの資格としては、「ホテル実務技能認定試験」や「ホテルビジネス実務検定試験」などが挙げられます。それぞれいくつかのレベルがあるので、上位資格の取得を目指すとよいでしょう。
次に、上の役職を目指して年収を上げる方法もあります。ホテルにはさまざまな部署があり、部署ごとに支配人と呼ばれる役職が存在します。自分が所属する部署で必要なスキルを身に付け、昇進すれば役職手当で年収も上がるでしょう。幅広い経験を積んだ、どのホテルからも一流と評価される人材は転職も容易なはずです。
年収が高いホテルへ転職するのも一つの方法です。外資系のホテルや鉄道グループのホテルは年収が高い傾向にあります。外資系ホテルでは高いレベルのサービスが求められますが、スキルアップのチャンスも多く、ホテルマンとして成長したい人におすすめです。努力次第で年収を上げられるため、大きなやりがいが感じられるでしょう。鉄道グループではホテル以外にもさまざまな事業を展開しており、雇用が安定しているという魅力があります。ただし、社員が多いために出世競争が厳しく、役職が付くまでに時間がかかる傾向にあります。

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7.外資系ホテルに転職するためのポイントを紹介

転職者として外資系ホテルで働くことを希望する場合は、採用スケジュールに注意しましょう。外資系ホテルの採用スケジュールは全ての企業で統一されているわけではありません。そのため、志望するホテルがあれば、いつから選考が始まるのかを採用HPなどから常にチェックしておくことが大切です。新エリアでホテルがオープンする場合は、募集人数が多く積極的に採用活動が行われるケースがあります。このようなチャンスを見逃さないよう、ホテル業界の動向についても確認しておきましょう。

また、多くの外資系ホテルの採用面接では、英語力が試されます。そのため、事前に英語による面接やスピーチの練習を行っておく必要があります。さらに、面接では持っている資格を活かしてできることや、仕事への熱意もアピールしましょう。外資系は実績も重視しますが、志望度の高さを明確にするためにも、このようなアピールが必要です。

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外資系ホテルに転職してキャリアアップを目指そう!

外資系ホテルは給料や求められるスキルが高く、仕事へのやりがいもある職場です。働き始めてからも自身のスキルアップが見込めるほか、希望すればより高いレベルで仕事のできる環境へ移動することもできます。サービス業でより活躍したいと考えている人は、キャリアアップ目指して外資系ホテルへの転職も検討してみましょう。

【2019年11月25日公開 - 2024年1月17日更新】

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