外資系企業が第二新卒を採用する理由と転職方法を解説

第二新卒として外資系転職を検討しているものの、「そもそも外資系企業は第二新卒を採用してくれるの?」と不安に思っている人は少なくありません。外資系企業は専門的な仕事経験やスキル、語学力を求められる傾向にありますが、ポイントをおさえれば第二新卒でも外資系転職は可能です。

本記事では、外資系企業がぜ第二新卒を受け入れている理由をご紹介したうえで、外資系転職を成功させるポイントや、具体的な方法を解説します。外資系企業への転職を目指す第二新卒者は、ぜひ参考にしてください。
 

1.第二新卒でも外資系企業への転職は可能

結論として、第二新卒であっても外資系企業への転職は可能です。第二新卒とは、一般的に新卒入社してから3年未満の、社会人経験が少ない人を指す言葉です。外資系企業は、即戦力人材を求めることが多く、何かしらの専門知識や経験、スキルが応募条件になる場合も多いです。しかし条件次第では第二新卒でも応募を受け付けています。

第二新卒が応募可能な第二新卒求人は、転職サイトだけでなく転職エージェントや企業サイトからも見つけることが可能です。
続く章では、どのような外資系企業が第二新卒を募集しているのか、なぜ経験者ではなく若手の人材を採用しているのかなど、募集背景について深掘りします。

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2.外資系企業が第二新卒を募集する理由

外資系企業が第二新卒を募集する理由

外資系企業が第二新卒を募集する理由は企業によってさまざまですが、共通する背景として人材獲得競争があるでしょう。

昨今の日本では、少子高齢化の進行による慢性的な人手不足によって、外資系に限らず、多くの企業で人材獲得に苦戦するケースが見受けられます。その結果、新卒採用を実施していたものの、目標の採用人数に達しなかった場合に、追加の採用として第二新卒を募集する外資系企業も存在します。

中途採用を実施している外資系企業でも、なかなか応募が集まらないことを背景に、「条件を緩和して第二新卒の募集に切り替える」「追加募集をかける」といった手段を選ぶケースも少なくありません。

第二新卒を募集する外資系企業は、「積極的に第二新卒を採用している」というよりも「致し方なく、第二新卒や未経験者にも採用枠を広げている」場合もあることを、理解しておくとよいでしょう。
 

3.第二新卒を募集している外資系求人の特徴

第二新卒者が外資系企業への転職を目指す場合には、「第二新卒を募集している外資系求人の特徴」を知ることが大切です。ここでは、第二新卒を募集している求人の主な特徴として、6つの内容を紹介します。

3-1 業種・職種未経験OKが多い

第二新卒を募集している外資系求人は、業種・職種未経験OKであるケースも多いです。第二新卒だけではなく、既卒も可能とするケースも見受けられます。

既卒とは、学校を卒業してから社会人経験がない人で、おおむね卒業から3年以内の人が該当します。一方、第二新卒は一度就職をしている社会人経験3年未満の者を指す言葉です。

未経験者を歓迎する理由として、「応募が少ない」「採用人数が多いため、応募条件を緩和した」などが挙げられます。また、未経験者のほうが自分のこだわりや仕事の癖がなく、育成しやすいと考えて募集するケースもあるほか、独自の育成制度が整っており未経験者を長期的に育てる受け皿がある企業や、事業拡大によって採用数を広げているケースでも、未経験OKとする傾向があります。

3-2 研修制度が充実している

研修制度が充実している外資系企業でも、第二新卒を募集することがあります。第二新卒はまだ社会人経験が浅いため、柔軟性があり、成長の伸びしろがあると見られるケースも多いです。そのため、年齢が若くポテンシャルさえあれば、自社の研修制度で長期育成が可能と捉えている企業も一定いると考えられます。

ただし、すべての外資系企業の研修制度が充実しているとはいえません。そもそも、外資系企業はジョブ型雇用制を導入していたり、即戦力や実力主義を重んじる文化が根付いていたりする点も、忘れてはいけないポイントです。なお、研修制度を実施する場合にも、1か月ほどで研修プログラムを終わらせる事例も見受けられます。

3-3 日本での知名度がまだ低い

本国や世界的には有名な大企業であるものの、日本では知名度が低い外資系企業も存在します。日本法人を立ちあげたばかりの企業や、規制が厳しく日本におけるプロモーションの機会が少ない企業などです。また中小規模の外資系企業なども、日本での知名度が低い傾向にあるでしょう。

日本での知名度が低いと、新卒採用および中途採用では母集団形成に苦戦を強いられて、結果として第二新卒まで応募条件を緩和する場合があります。

なお、知名度と企業の優劣は比例しません。日本ではまだ知られていない「優良な外資系企業」を探すスタンスで、視野を広げながら転職活動してみることをおすすめします。

3-4 幅広いポジションで募集している

第二新卒を募集している外資系企業は、幅広いポジションを募集している傾向にあります。

【幅広いポジションの例】

  • 営業職
  • 一般事務 
  • 接客・販売
  • 人材コンサルタント
  •  ITエンジニア
  • 製造

募集職種の幅広さはもちろんのこと、業種も保険・IT関連・人材サービス・運送・マーケティングなど、多岐にわたります。さまざまなポジションで募集をかけている外資系企業は、「人材が思うように集まらない」「新規事業が数多く立ち上がっており、多様な人材が必要」といった背景をもつと想定されます。

第二新卒の外資系転職の際に、職種や業種を絞り過ぎると、機会損失となるでしょう。可能な限り視野を広げて、少しでも興味が持てる職種があれば、積極的に応募することをおすすめします。

3-5 英語が必要とされる

第二新卒に限らないものの、外資系企業では「英語を必要とする求人」が多く見受けられます。そのため、第二新卒であっても、英語力を保有する人の方が有利でしょう。

しかし、求められる英語レベルには幅があります。「本国とのコミュニケーションや交渉が不可欠で、ネイティブレベルの英語力が必要」な求人もあれば、「メールの読解ができる程度」でよい求人も存在します。なかには、「英語に抵抗さえなければ、入社後に学んで身につけるレベルでも問題ない」とする求人も。

なお、営業職や一般事務など、募集するポジションによっても必要な英語力は異なるため、ご自身が希望するポジションで求められる英語力を調べておくことも大切です。また、英語以外の語学を求められるケースもあるため、短絡的に「英語ができれば外資系転職しやすい」と捉えないよう注意しましょう。

関連記事:【最新版】外資系企業で働くには英語力はどれくらい必要?

3-6 中途採用も活発

第二新卒者の募集をしている外資系企業は、中途採用も積極的に行っている特徴があります。繰り返しになりますが、中途採用や新卒採用だけでは人員をまかないきれず、全方位に募集を出している企業が多いためです。

上記の特徴を鑑みると、新卒や第二新卒向けの求人サイトだけを見るのではなく、外資系企業の中途採用求人を幅広く見て、応募できるポジションを探す方法もよいでしょう。中途採用・経験者採用の求人で、応募条件に第二新卒可と記載がなくても、応募できる場合もあるためです。
 

4.外資系企業が第二新卒採用で重要視するポイント

外資系企業が第二新卒採用で重要視するポイント

外資系企業への入社を希望する第二新卒者は、採用で重要視されるポイントを理解したうえで、転職活動に取り組むことが成功への秘訣です。外資系企業が第二新卒採用で重要視するポイントを4つ取り上げてご紹介します。

4-1 基本的なビジネススキルがあるか

外資系企業に限らず、社会人経験のある第二新卒には、基本的なビジネススキルの有無が問われます。業務経験が浅くても、名刺交換や電話応対、ビジネスメールの書き方や身だしなみといった社会人の基礎スキルが備わっている点が、新卒採用と第二新卒採用の大きな違いと考えられているからです。

そのため、第二新卒で転職活動を行う際は、基本的な挨拶やメールのやり取り、面接での受け答えや立ち居振る舞いも含めて見直すことをおすすめします。応募書類の書き方や面接の受け答えに不安がある人は、転職エージェントに登録をして、第三者からのアドバイスを受けながら見直すとよいでしょう。

4-2 離職理由は筋が通っているか

第二新卒を積極的に採用している外資系企業だとしても、離職理由に筋が通っていないと、採用される可能性が低くなります。筋が通っているとは、誰が聞いても客観的に、納得度の高い合理的な理由があるかどうかという意味です。

例えば、「周囲が自分に合わせてくれない」「仕事がつまらない」といった、極端に自己中心的な理由であれば、外資系企業に限らず内定獲得には至らないでしょう。「新卒入社した会社の仕事内容が聞いていた話と異なった」場合も、状況によってはご自身での下調べが甘かったのではと、ネガティブに判断されるケースもあります。

第二新卒で初めて転職活動をする際は、やはり転職エージェントのような第三者に意見をあおいで、転職理由を論理的に整理することをおすすめします。

4-3 自分の意見やキャリアプランを話せるか

異なる価値観や生活習慣など、さまざまな背景をもつメンバーが在籍する外資系企業では、自分の考えをきちんと伝える能力が求められます。日本企業ではしばしば「謙虚さ」「空気を読む」スキルが評価されますが、外資系企業が相手の場合には、マイナスにはたらく場合もあるのです。

先の章でもふれたとおり、外資系企業では終身雇用制ではなく、ジョブ型雇用を取り入れるケースもあります。1社のなかで幅広い職種にジョブローテーションをするキャリアパスではなく、特定の専門職でジョブを積み上げてく考え方をとる場合もあります。
応募先の外資系企業が、どのようなキャリアパスを想定しているのか、調べたうえで自信のキャリアプランを話せるよう準備を進めましょう。

関連記事:キャリアプラン作成のための5ステップ

4-4 語学力や応募条件のスキルを満たしているか

外資系企業に限らず、採用の場面では、応募条件に記載されているスキルや経験を満たす必要があります。具体的には、「プログラミング経験3年以上」「人材営業の経験を5年以上」といったものです。第二新卒を歓迎と記載があったとしても、必ず応募条件内の必須条件と任意条件を満たしているか確認が必要です。

また外資系企業の場合には、一定の語学力をチェックするケースも多く見受けられます。語学力を証明する資格試験のスコア表や合格証書を、手元に準備しておくと安心でしょう。
いずれにせよ、「外資系企業だから〇〇のスキルが必要に違いない」と決めつけず、求人ごとに内容をチェックする姿勢が大切です。
 

5.第二新卒で外資系企業に転職する方法

第二新卒で外資系企業に転職する方法

第二新卒で外資系企業に転職するための主な方法は、採用サイトや求人広告への自己応募と、転職エージェントの活用です。ここでは、両者の概要や違い、具体的な使い方についても解説します。

5-1 転職サイトや企業サイトで自己応募する

1つ目は、転職サイトや企業の採用サイトを自分で探し、自己応募する方法です。転職サイトに掲載されている「外資系企業の第二新卒OKな求人」のような特集ページを探したり、フリーワード検索で「第二新卒 外資企業」などと入れたりして、自分で探してみましょう。ほかにも、XやFacebookなどのSNSで企業公式アカウントを探して応募する方法や、知人経由での応募といった方法もあります。

自己応募の場合には、面接日程の調整や入社日や報酬の交渉も含めて、すべて自分で対応する必要があります。初めて転職する人や、企業との直接やり取りに不安がある人は、次に説明する転職エージェントをあわせて活用するとよいでしょう。

5-2 外資系求人に強いエージェントを活用する

2つ目は、転職エージェントを活用する方法です。転職エージェントは、幅広い求人を取り扱う総合型エージェントと、専門ジャンルに特化した特化型エージェントに大別されます。

外資系企業を希望する第二新卒者は、後者の特化型エージェントのなかで、「外資系求人に強い転職エージェント」「第二新卒や既卒者に特化した転職エージェント」などを探して登録するとよいでしょう。外資系企業や第二新卒の転職に関するノウハウをもち、業界に精通したコンサルタントが、転職に向けてさまざまなサポートを実施してくれます。面接日程や条件などの交渉も、担当者が行なうため、応募者は面接などに専念できます。
ただし、どの転職エージェントも第二新卒向けの求人を豊富にもっているとは言い切れません。転職エージェントに登録後、すぐに希望の求人紹介を得られなくても、根気よく中長期的に活動する姿勢が大切です。

関連記事:転職エージェントと転職サイトにはどのような違いがある?
 

外資系転職ならマイケル・ペイジ

外資系企業の転職したい第二新卒者は、外資系企業が第二新卒を募集する理由や、第二新卒の採用で何を重要視しているか把握したうえで選考に臨むとよいでしょう。第二新卒の外資系企業の求人を探す際は、外資系転職に強いエージェントの活用がおすすめです。

マイケル・ペイジは外資系転職に強みをもち、案件数・規模感ともに業界TOPクラスのエージェントです。まずは以下のページから、求人検索をしてみてください。

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