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特に外資系企業に応募する場合、決まったフォーマットのある日本の履歴書ではなく、履歴書を自由なフォーマットで作成することが求められることがあります。履歴書は、あなたのスキルや能力を採用担当に「売り込む」ためにある、あなた自身のマーケティング資料。採用担当者が履歴書に目を通す時間は20秒以内という調査もあります。次のことに意識して、採用される履歴書を書きましょう。英文履歴書だけではなく、フォーマットが自由な日本語履歴書を書く際にも役立つ内容になっていますので、ぜひご活用ください。関連記事:外資系企業への転職を成功させるための志望動機の書き方とは
前提として、外資系への転職でも履歴書は必要です。ただし、必ずしも英語の履歴書が必要というわけではなく、日本語の場合もあります。また、日本語の場合でも履歴書のみでよいところと、履歴書と職務経歴書が必要なところがあります。基本的には職務経歴書も同時に提出する必要があるため、履歴書と一緒に用意しておきましょう。採用担当者が日本人の場合でも、職務上英語を使うケースでは英文履歴書を求められる可能性が高いです。採用担当者が外国人の場合は英文履歴書が必須となります。外資系では即戦力となる人材を求めているため、過去にどんな仕事をこなしてきたのか確かめるために、履歴書と一緒に職務経歴書の提出を求められる場合が多いでしょう。関連記事:外資系企業に転職を成功させる!職務経歴書の書き方
外資系への転職を目指す前に、英文履歴書と日本語の履歴書の違いを押さえておきましょう。英文履歴書は「レジュメ」と呼ばれ、日本語の履歴書と職務経歴書を合わせたような内容になっています。英文履歴書では無駄な情報を省いた簡潔な書き方が求められるでしょう。書き方のパターンとしては、「逆編年体式」「キャリア式」「混合式」の3種類があります。それぞれのパターンの特徴を知り、アピールしたいポイントに合わせて使い分けることが重要です。
カバーレターとは、英文履歴書に表紙として添える書類のことです。採用担当者に宛てて、履歴書に記載した内容を簡潔に伝えるためのものです。カバーレターは採用担当者がまず目を通すものなので、正しい書き方を知っておく必要があります。カバーレターに書く内容としては、日付や採用担当者名、本文、署名などがあります。冒頭には、住所や氏名を含めた自分の情報や応募先の情報も記載しておきましょう。採用担当者名の前には、「Dear」「Sir」といった敬称を付けるのがマナーです。日付はカバーレターを書いた日付を記載してください。本文では、応募したい求人内容と自己PRを簡潔に記載します。「無駄な書類を読まされた」と思われないためにも、応募するポジションに合った内容にすることが大切です。英文履歴書に添えるものなので、これらの情報はすべて英語で書く必要があります。なお、エージェントを通しての応募など、カバーレターが不要な場合もあるので注意しましょう。
何よりも重要なことは、読み手にあなたのスキルと応募資格が明確に適合していることをアピールすることです。企業の求めているスキルや経験、特質を備えていることを明示することが大事です。もう一度応募資格を確認し、その中で自分の経験や実績、スキルと合致するものは何かを書き出してみて下さい。必ずではありませんが、応募資格の項目の順番が企業が求めているスキルの優先度順を表していることもありますので、順番にも留意してください。
自身の強みで仕事に最も関係のある部分を強調し、関係のないものについては詳細を除外しましょう。自分の実績を全て詳細に書いてしまうと、本当に重要なところが見逃されてしまう可能性があります。募集要項で使われた言葉と似たキーワードを入れることで、読み手の頭にあなたとその仕事が結びつきます。関連記事:キャリアの棚卸しで転職成功へ!自分の強みを把握する方法
仕事内容を説明することは重要ですが、日常業務のリストにする必要はありません。履歴書はあなたが何を日常的に担当していたかよりも、あなたが何を達成したか、あなたが組織にどのように貢献したかを明示することが重要です。実績を目立たせることによって、企業はなぜ他の応募者ではなく、あなたを採用すべきなのかを伝えることができます。
たとえば、「時間やコストを削減した」、「利益目標を越えた」、「問題を解決した」、「プロセスを改善し新規顧客を獲得した」、などのように明確にすることでより良い印象を与えられます。可能であれば数字やパーセンテージ、金額などを記入し、あなたがどのように価値を高めたか数値化するとより効果的でしょう。
履歴書は、あなたが熱心で自信に満ち、プロ意識が強いことを示すように記すべきです。その仕事に最も関係のある強みを最初に記し、「完成した」、「作り上げた」、「成し遂げた」のような動作を表す言葉を使ったり、数字やデータを含むことで、より効果的なアピールが可能になります。強いインパクトを与える言葉を用いてあなたの実績を正直に、かつ自信を持ってアピールすることで、それらの実績が際立ち、履歴書がより説得力のあるものになります。
最初に、履歴書の中央に名前、住所、自宅電話番号、携帯電話番号、メールアドレスを含めた連絡先の詳細を書きます。メールアドレスは、自分の名前を元にしたビジネスに適したアドレスを使いましょう。写真や年齢は明記されていない限り、記載する必要はありません。
次に、職歴や学歴、資格や研修をリストにまとめます。リストは最近のものから逆時系列に書きましょう。リストには役職、在籍していた会社、会社の簡潔な説明(適切な場合)、在籍した年月を記入します。そして各役職での職務内容、スキルや実績の概要を記しましょう。
最後に、英語履歴書の場合は、英語に間違いがないかをチェックすることも重要です。Grammarlyなどの英文チェックサイトを使って文法やスペルをチェックし、Google TranslateやDeepLなどを使って自分の英文を日本語に訳し、意味がずれていないかをチェックすることもおすすめです。
履歴書は、シンプルに、空白を多く残して、情報は箇条書きにし、読みやすいフォントでまとめることが非常に重要です。実績があったとしても、採用担当者にとって読みやすい履歴書でなければ、読んでもらえない可能性があるのです。基本的には2ページ以内、職歴が長い人でも3、4ページくらいには必ず収めましょう。明瞭で簡潔な言葉を使うことを心がけてください。友人や同僚にチェックしてもらい最終チェックをしましょう。
関連記事:採用担当者が履歴書や職務経歴書に求める9つのこと
最後に、英文履歴書のNGな書き方を押さえ、もったいないミスを防ぐとよいでしょう。まず、自己PRで謙遜しすぎるのは賢明ではありません。履歴書を提出するのは、謙虚さで好印象を与えるためではなく、自分に何ができるのかを正しく伝えるためです。自己PRでは、具体的な情報も交えながら、これまでの仕事や培ってきたスキルについて十分にアピールしましょう。強調したい部分がある場合、フォントを太字にしてわかりやすくするのも効果的な戦略です。次に、学校名で学歴をアピールするのもNGな書き方の一つです。外資系企業では、どの大学に通っていたかということよりも、その大学で何を学んでいたのかという部分が重視されます。有名大学を卒業している場合も、ただ学校名を記載するのではなく、専攻分野や論文実績について記載することが大切です。そして、内容に一貫性がない履歴書ももちろんNGです。多くの要素を盛り込みすぎて主張に一貫性がなくなると、読みにくくなって印象が薄くなるので気を付けましょう。
外資系への転職を成功させるためには、まず正しい履歴書の書き方を知ることが大切です。履歴書で自分の業績やスキルを十分に伝えられれば、採用担当者に強い印象を与え、外資系への転職成功に一歩近づくでしょう。外資系への転職を目指すときは、世界大手の転職エージェント「マイケル・ペイジ」の利用をおすすめします。マイケル・ペイジでは一流の外資系企業に多くの人材を紹介しています。マイケル・ペイジで会員登録を済ませ、転職活動を有利に進めてはいかがでしょうか。
【2022年5月20日公開 - 2023年8月3日更新】
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