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転職活動のとき志望先の企業に提出する履歴書の記載事項として代表的なのが志望動機です。外資系企業への転職では特にレベルの高い志望動機の記述が求められることが多いので十分に対策を立てる必要があります。本記事では志望動機の書き方について重要なポイントと具体例を業界別にまとめたので、転職を有利に進めるために活用して下さい。
まず初めに志望動機をなぜ書く必要があるのかをあらためて考えてみましょう。企業は書類選考の時点でできる限り志望度が高い人材を選び出して面接選考に進めたいと考えていて、その判断材料として重要なのが志望動機として認識されています。企業が採用基準で重視する項目として、その企業への熱意が高い順位を占めているという統計調査もあります。いかに入社して企業の一員として働くことに高い気概を持っているか、自社の採用ニーズにマッチした人材なのかを見極めるには、なぜ志望しているのかを確認するのが適切です。そのため、どんな志望動機を書いているかを詳しく確認している企業が多くなっています。
外資系企業で特に志望動機が重視されているのはなぜなのでしょうか。まず、外資系企業の全般的な傾向として論理的思考能力がある人材を重視している傾向があるのが理由です。志望動機の書き方で採用担当者を納得させられるような論理展開ができるかを見極めようと考えているケースは少なくありません。もう一つの理由として企業カルチャーへのミスマッチを防ぎたいからというのも挙げられます。外資系企業ではグローバルな展開をしている影響もあって独自の風土を持っているのが一般的です。その文化に合った考え方を持っている人材かどうかを判断する上でも志望動機の重要性が高くなっています。
外資系企業に転職したいときにはどのようなポイントを押さえて志望動機を書いたら良いのでしょうか。チェックが必要な五つのポイントを紹介するので志望動機を書くときに参考にしてみましょう。
志望動機を書くときには応募する職種の業務内容や志望している企業のビジネスモデルの魅力について言及するのが一般的な方法の一つです。その際に重要なのがその企業ならではの業務内容やビジネスモデルを取り上げることで、他の企業にも共通するような点は避けましょう。他社とは違う独自性のあるところはどこかを整理、その中でも特に魅力的だと感じている部分を書くのが適切です。その業務やビジネスモデルで自分が何をしたいかを書くときにも他社ではできないことに焦点を絞るのが大切です。
実績や経験を取り上げて志望動機を書くのも典型的なアプローチです。ただし、何をアピールするために実績や経験について言及しているのかを明確にしなければ意味がありません。業務内容やビジネスモデルから考えて活かせる実績や経験があるかを洗い出すのも良いでしょう。あるいは以下に示す活かせること・貢献できることの根拠として実績を述べるという形にするのが賢明です。
志望先の企業に貢献できることや、自分の実績や経験を活かせることが示せれば魅力的な人材だと考えてもらえます。重要なのは企業が提示している募集要項や仕事内容、求める人物像などに合わせて、自分のスキルをどう活かせるか、貢献できるかを考えることです。自分の実績や経験を根拠として、得意なことや持っているスキルについて具体的に記述すると説得力があるでしょう。
志望動機には自分自身の今後の展望やキャリアについて言及するのも一般的なやり方です。入社してどのようなポジションに就き、どんな仕事をすることで希望しているキャリアパスを進めるかどうかを分析して伝えましょう。採用担当者がその内容を見て確かに活躍できそうだという実感が湧くようであれば評価が高くなります。企業にとってエンゲージメントの高さは重要な点なので、人材が望む展望に向かって働いて活躍することと、企業が進みたい方向に向かうことが一致すると有力な採用候補にできるのです。
語学力についてもスキルの一つとして志望動機でよく言及するポイントです。外資系では英語を代表とする外国語でコミュニケーションを取ることも多いので重視されているスキルです。ただ、語学力を生かしたいという志望動機では、その企業だから応募しているのではなく、他のどの外資系企業でも良いことになってしまいます。語学力というスキルあるいは語学というツールを使ってどんなことを行い、企業に貢献しようとしているのかを具体的に記述するようにしましょう。
最後に業界別の志望動機の例を確認しておきましょう。
私が貴社を志望する理由は前職で営業職として売り上げに貢献してきた経験を活かしつつ、経営者の視点で自分を成長させられると考えたからです。前職ではルート営業でクライアントの要望を聞き、課題をITによって解決するための提案をしてきました。しかし、ITに限らずリソース全般を考慮して最善の策を提案するのが理に適っていると常々思っておりました。貴社の総合的なアプローチによるコンサルティングに貢献したいと考えております。今まで培ってきたヒアリング力や提案力に加え、ITによる解決のノウハウも活かせると考え、貴社を志望します。
IT系の営業職で学んだクライアントへの対応力全般をアピールする志望動機です。コンサルティングに直結する基本スキルが身についていることに加え、ITの知識が豊富なのを武器にしてアプローチしています。
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私が貴社を志望するのは世界中で使われる製品を生み出すというコンセプトで文化を超えて利用されるものづくりに興味を持ったからです。今まで消費財メーカーで製造職を担ってきましたが、扱っている市場は国内に限られていました。英語だけでなく中国語やベトナム語も話せるということもあり、貴社のアジア支社の工場での製造に貢献できると考えております。製造管理職で長く働いてきたので、新工場を立ち上げる際にも貢献できると考え、貴社を志望しています。
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志望動機は企業が人材を評価する上で大きな比重を占めています。ポイントを押さえて志望動機を書けば転職に有利になることは覚えておきましょう。特に重要なのはビジネスモデルなど会社の魅力に言及するときには他の企業では実現できないことを選ぶこと、そして自分の実績や活かせることや将来展望を述べる際には企業の求めていることに合わせて内容を決めることの二つです。
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