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正社員の方が安定していて良いという考えを持っている人は多いです。しかし、IT企業では、あえて契約社員として働く人が増えていることをご存知でしょうか。IT業界では、あえて契約社員として働くメリットが多く存在します。本記事では、どうして契約社員として働くSEが人気なのかに加えて、IT業界で契約社員として働くメリットから求められるスキル、リスクまで紹介していきます。
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正社員として働くとなると、基本的には週5日フルタイム勤務です。週4勤務など、新しい働き方を導入している企業も存在しますが、大手など人気の高い企業が多く、応募するにも高いスキルが求められ、倍率も高いでしょう。契約社員なら、週5勤務だけでなく、週4勤務や時短勤務などの求人が多く存在しており、しかも正社員と比べて応募のハードルも低めです。
フルタイム勤務だと仕事終わりは疲れていて、勉強のための時間を確保できない人は多いでしょう。しかし、IT業界は日々技術が進歩しており、勉強時間を確保できないと、最新技術に触れられるような職場に転職したいなど考えている場合に不利です。また、仕事ばかりでなかなか遊ぶ体力が残っておらず、ストレスが溜まる一方という人もいます。そこであえて契約社員を選べば、働く時間を減らして体力を残し、趣味や勉強に時間を割くことができるようになります。
また、契約社員の契約期間は一般的に3年間です。契約期間が切れる時期になったら、契約を更新するか、それとも更新せずに他の職場を探すかすることになります。正社員だと一度入社してしまうとなかなか辞めにくいでしょう。契約社員の場合、契約満了になったら更新をせずに、働いて貯めたお金で数年間海外留学などといったこともしやすいです。
契約社員は基本的に契約時に指定された範囲の業務しかできません。しかし、雇用先からすると、できる業務の範囲が広い方が都合が良いので、希望を伝えれば業務の幅を広げることもできます。例えば、Webデザインをしながら少しずつコーディングを学んだり、WebデザイナーからWebディレクターを目指したりすることも可能。このように、転職を見据えて契約社員として働いている間にできることを増やせるのは良いでしょう。それに、正社員と比べて、契約社員は給与の面で劣る部分はありますが、その分正社員よりも採用のハードルも下がります。したがって、正社員にこだわらず契約社員を選択肢に入れて転職活動することで、働く企業の幅が広がるでしょう。
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契約社員は正社員よりもエンジニア業務に専念しやすいです。先ほど解説したように、契約社員は雇用契約を結んだときに決めた業務以外の業務はできません。そのため、プログラミング業務と指定されたら、それ以外の業務を任されることはありません。正社員だと、エンジニアとして採用されていても、プログラミング以外に取引先との打ち合わせやチームの取りまとめ、後輩の指導などのマネジメント業務も任されるでしょう。しかし、プログラミングは得意でも、このような責任を伴うマネジメント業務は苦手という人もSEには多いです。
契約社員ならこれらのような業務が無く、自分の業務に集中できます。したがって、正社員がマネジメントなどの業務をしている間、本業に専念でき、業務の品質向上やスキルアップを目指せます。
正社員だと、会社の都合で休日出勤や残業、場合によっては異動・転勤・出張を命じられることもあります。それに対して、契約社員だと、契約時に勤務時間や給料、勤務地などについて定めます。そして、会社は本人の同意なしに契約書に書かれていない異動・転勤や残業・休日出勤を矯正することはできません。特に持ち家がある人や家族がいる人からすると、異動や転勤は不都合でしょう。契約社員だと住み慣れた土地で落ち着いて過ごせ、その後の将来ビジョンも考えやすいです。
IT業界は急速なスピードで拡大しており、人手不足が深刻です。そこで即戦力となれる人材がたくさんの現場で必要とされています。採用側は困っていることを解決してくれる人材を求めており、特に経験豊富かつすぐに働ける人材は重宝されます。このように、契約社員として働くには、IT業界で活躍できるだけの特別なスキルを持っていることが重要となります。契約社員として仕事を獲得できるようになるために、様々な派遣先を経験して、即戦力を目指しましょう。
IT業界は人手不足ではありますが、IT業界に入って間もない若手や、企業が求める能力に達しない人材は、即戦力とは逆で現場の足手まといになってしまいます。そのため、このような人は良い条件の求人が見つからない可能性が高いです。この場合、未経験や経験が浅い人OKの現場に絞って求人を探し、地道にスキルを身に着けていきましょう。
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契約社員として働くことはメリットばかりではありません。まず、正社員と比べて契約社員は雇用面で安定しません。正社員は大きな失敗をしたり、不景気に見舞われたりなど、余程の事態に陥らない限り、リストラに遭うことはありません。それに対して会社の経営が厳しくなった際にまずリストラの対象となるのは契約社員などの非正規雇用です。また、契約社員の契約期間は最大3年間。契約期間が短く、色々な職場を経験できるのはメリットですが、その代わり、条件が良い職場を見つけたとしても、3年で退職しなければいけません。3年経過しても働きたい場合、正社員登用してもらえば可能ではあるものの、契約社員の正社員登用は正社員以上に仕事ができる人でないと難しいのが現状です。
年収の面でも契約社員は正社員より劣るケースが多い傾向があります。それに、福利厚生も正社員並みの待遇は期待できず、住宅手当(家賃補助)や家族手当などは基本的に受け取れないものと思った方が良いでしょう。
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徐々に正社員として働くことがすべての時代ではなくなってきています。契約社員は週4などフルタイムよりも労働時間を短くして勉強や趣味に割ける時間が増えるなどのメリットがあり、人によっては正社員ではなくあえて契約社員を選択する人もいるほどです。正社員・契約社員など様々な働き方のメリット・デメリットを把握し、ライフスタイルに合った働き方を選択してスキルも磨いてください。
【2021年4月19日公開 - 2024年9月25日更新】
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