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近年、各企業や個人事業主が経営コンサルタントの力を借りる動きが増えています。企業や個人事業主はそれぞれの分野におけるプロですが、あえて経営のコンサルティングを依頼するのには、以下のような理由があります。
・企業の経営状況を第三者目線から見たアドバイスを求める
企業や個人事業主は、事業について主観的な立ち位置での目線しか持てていないのでは、と考え、異なる視点からの着眼点や意見を求めたいと思う場合があります。自社とは関係のない第三者から客観的に経営を診断してもらい、問題をピックアップしたうえで解決するのが有効だからです。
・経営のスピードアップに役立てる
どのような事業においても、とにかく先手を打って動くことは重要です。しかし、自社だけで進めていると、そのスピードが他社より遅いことに気づかないこともあるでしょう。業界動向に明るい第三者からの助言やテコ入れがあることで、経営のスピードが上がることがあります。
・外部から経営ノウハウを入手する
経営に問題が生じたとき、それを解決するためには自社のスタッフの知識だけでは足りないこともあります。特に市場がめまぐるしく変わる業界では、それについていくのも大変でしょう。このようなとき、より広い視野をもった、外部からのノウハウを入手できれば解決の糸口が見えてくることがあります。
以上のような「第三者的な立ち位置」「動向への明るさ」「広い視野」を備え、十分な役割を果たせる経営コンサルタントへのニーズが高まっています。そしてさらに、経営コンサルタントへの転職を考えている人にとっては、どのようなスキルや経験があればよいのか気になるものでしょう。
・論理的思考力
企業の経営を冷静に分析し、的確なプランを提示するためには、物事を論理的に考える力が必要です。まず、経営状況においての本質的な問題が何かを明らかにし、その原因を階層的、段階的に突き止め、さらに理想とする姿から逆算的に解決法を探る考え方も併用して、必要な処置が見えてきます。また、ある問題に対して仮説を立て、そこから原因をつかみ、対策立案する思考力も役に立つでしょう。そして、これらを提案する手順において、抜けや重複がないか徹底的に事前に検証できてこそ、整然と説明やプレゼンを行うことができます。
・プレゼンテーションスキル
上記のような論理的思考によって得られたプランについて、しっかりと企業や個人事業主(依頼者)に伝えて納得してもらうためには、高いプレゼンテーションスキルが不可欠です。いくら経営戦略に有効なプランを構築したとしても、その内容を依頼者がよく理解し、採用しなければ意味がなくなってしまうのです。プレゼンテーションスキルを磨くためには、提示する内容に確実性を持たせるための情報収集力、依頼者を説得する整理力に加え、豊かな語彙力などを身につけることです。
・業界知識
たとえ経営全般においてある程度の知識があっても、依頼者である企業や個人事業主が携わる業界について熟知しなければ、適切なコンサルティングは難しいでしょう。それぞれの業界における市場の動向や競合他社、顧客のニーズなどについてしっかりとリサーチし、そのうえで依頼者に適したプランを提供する必要があるのです。特に依頼者は、自分自身では入手が難しい市場の情報や競合他社の状況について、経営コンサルタントに情報を求めるものです。こうした依頼者の希望に応えられることも、経営コンサルタントの技量の1つです。
・問題解決の実績
経営コンサルタントとしての手腕を認められるには、これまで就いてきた職種やプロジェクトにおいて、どのように問題解決してきたかというプロセスと結果も重要です。経営コンサルタントとして、依頼者が抱える問題をいかに解決できるかがカギとなります。そのため、これまで立ち会ってきた問題について自分なりの理論を掲げ、それにより解決できたという実績は、コンサルティングの実力につながるわけです。もし経営コンサルタントへの転職を考えているなら、いまの職種でも積極的な姿勢を持って実績を残すことをおすすめします。
経営コンサルタントは、企業や個人事業主が抱える経営の問題を第三者目線で解決に協力する職種です。その実績を積んでいけば、確実なキャリアアップが狙えるでしょう。また会社の命運を左右する職種でもあることから、年収も高めになっていることが多いです。今回の解説を読んで、ご自身に問題解決の資質を見いだせたなら、コンサルティング業界への転職も意識してみてはいかがでしょうか。