転職先でいち早く成果を出すために確認したい3つのこと

転職先が決まり、新しい職場での仕事が始まって3ヶ月。最初の3ヶ月は足早に過ぎてしまうことも多いですが、いち早く成果を上げるためには、この最初の3ヶ月の間に自分のポジションに求められていることは何かをはっきりさせ、それに向かって歩み始めることが大切です。この記事では、自分に何が求められているのかをはっきりさせるために役立つ3つの質問を紹介します。
 

1.    自分が最優先すべき3つのタスクは何か?

一般的に転職求人の募集要項には「必須要件」と「歓迎要件」が記載されています。転職したらまずはじめに自分自身で、自分のポジションに求められている「必須」のタスク、そして「できればやれるといい(=歓迎)」のタスクに分けてみて下さい。

そして自分の仕事の時間を100としたら、その中で自分が一つ一つの仕事にどれくらいの時間をかければいいかを数値化します。その中で最も重要な「最優先すべき3つのタスク」に印をつけ、それらの合計が50以上を占めているようにします。自分の時間を「できればやれるといい」タスクに使いすぎることなく、まずは「必須」のタスクに注力し、期限も決めて、達成できるようにしましょう。
 

2.    これらのタスクの成功指標(KPI)は何か?

タスク達成度について主観的に判断することは必ずしも間違いではありませんが、具体的な数値な裏付けを持って客観的に判断することは非常に重要です。客観的な指標を持つことで、不当な評価にあった場合も、データを用いて説明ができ、冷静に対応することが可能になります。

これらの成功指標(KPI)は、自分だけで設定するのではなく、上司や信頼できる同僚などに確認するようにしましょう。この成功指標は設定した後に、変更することも可能です。またすぐに結果が出なくても焦る必要はありません。成功指標(KPI)を設けることで、タスクや目標に対してより現実味を持って見つめることが可能になり、人にも説明がしやすくなります。
 

3.    仕事を進める上で注意するべきことはあるか?

あなたがこの仕事を引き継ぐことになった背景を知ることで、自分に求められているものへの理解を深められることもあります。この仕事における難所は何か、将来的に問題となりそうなことは何か早い段階で知ることができれば事前に対応することも可能です。

この質問を上司や同僚にしてみることで、チームメンバーやステークホルダーの立ち位置、仕事を誰と一緒に協力して進められるかなどもわかってくるかもしれません。効果的なコミュニケーションをとること、早い段階から難所に対応しておくことで、仕事はやりやすくなるはずです。

 

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