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英語を活かせる仕事は多数あり、仕事内容や職種によって必要なスキルや語学力は異なります。現職で英語を使っているものの、「もっと英語に触れる機会を増やしたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、英語を活かせる仕事をレベル別に紹介します。各職種の仕事内容や必要な英語力、年収の目安なども解説しますので、自分に合った仕事を見つけるためにぜひ参考にして下さい。
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英語を活かせる仕事と一口に言っても、英語のレベルや業種などにより選び方は変わります。本記事では、英語レベルを以下の3段階に分けて、各レベルの代表的な仕事を紹介します。
なお、本記事のレベル分類はあくまでも目安として参考にして下さい。
ここからは、英語を活かせる仕事を具体的に紹介していきます。まずは、英語の初級レベルから見ていきましょう。日常会話で必要な英会話を、問題なくこなせる程度の英語力を想定しています。
英語レベルの目安● TOEICスコア:500~695● 英検:2級〜準1級
観光客や在日外国人が多いエリアの接客スタッフには英語力が求められます。例えば、ホテルやテーマパークの職員、空港のグランドスタッフなどです。業務内容は職場やポジションにより変わりますが、案内や問い合わせ応対など基本的な接客業務が中心です。
旅行会社スタッフには、ツアープランナーやリテーラーなどの職種があります。ツアープランナーは、観光地やイベントのツアー企画や交通機関、宿泊の手配を担う仕事です。現地の最新情報を収集するために、英語力が求められます。
リテーラーとは、パッケージツアーを販売する仕事で、企画や詳細の決定から携わる場合もあります。
キャビンアテンダント(CA)は、飛行機内にて乗客の安全かつ快適な旅をサポートする仕事です。機内アナウンスや飲み物の提供、機内販売などの機内サービス業務に加えて、非常用設備の案内や離着陸前の安全確認などの保安業務も担当します。
航空管制官は、航空機のパイロットに対して、離着陸のルートや地上移動の指示を行う仕事です。レーダーや無線電話による飛行指示業務、離着陸許可を出す飛行場管制業務などにより、飛行機の安全運行をサポートします。
入国審査官は、日本に出入国する日本人や外国人の審査、出入国の管理を行う仕事です。また、日本に在留する外国人の在留資格審査なども業務に含まれます。
生産技術職とは、低コストかつ高効率で高品質なモノを生産するために、製造業における生産ラインの設計・開発・管理を行う職種です。グローバルな事業展開をしている企業や、コスト削減のために海外に工場を持つ企業では、英語のコミュニケーション能力が必要です。
中級程度の英語レベルが必要な仕事を見ていきましょう。英語の会議や海外出張を含め、ビジネスシーンにおいて問題なくやり取りできるレベルを指します。
英語レベルの目安● TOEICスコア:700~850● 英検:準1級〜1級
多くの外国人が勤務する外資系企業では、会議やメールなど基本的なコミュニケーションは全て英語で行われます。業界や職種によって求められる英語レベルや専門知識は異なりますが、さまざまな国の上司や同僚と意思疎通ができる程度の英語力は最低限必要です。
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海外旅行添乗員(ツアーコンダクター)は、海外旅行のスケジュールや手配などをサポートする仕事です。レストランの予約調整やホテルのチェックイン、現地ガイドとのやり取りなど、利用者が帰国するまでの一連の手配を担います。
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英文事務は、英語を使う事務職全般を指します。企業や部署によって業務内容は変わり、単純作業から専門性の高いものまでさまざまです。例としては、英語の資料作成やメール作成、電話対応、海外の取引先や支社との連絡、来客対応などが含まれます。
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通関士は、輸出入業者の通関手続きや税関申請を代行する仕事です。主な業務は、輸出入に関わる書類作成や事務作業で、輸出入に関する英語書類を扱える英語力が求められます。
また、貿易事務は、貿易書類の作成や内容の確認、輸出入の申請手続きなどを行う仕事です。
日本語教師は、日本語学校などの教育機関で日本語を教える仕事です。授業や生徒とのやり取りは英語の場合が多く、生徒や他の教師と円滑にコミュニケーションが取れる英語力が求められます。
インターナショナルスクールやプリスクールの保育士は、バイリンガル保育士と呼ばれます。業務内容はケースバイケースで異なり、一般的な保育士と同じような子どものケアやクラスの運営、行事の企画などに加えて、英語を教える場合があります。
最後に、上級の英語レベルが必要な仕事を紹介します。ネイティブやバイリンガルと遜色ない英語が使えるレベルです。
英語レベルの目安● TOEICスコア:855〜● 英検:1級
バイヤーは、海外の取引先や顧客とやり取りしながら、小売店で販売する商品や製品の原材料などを買い付ける仕事です。マーチャンダイザーは、百貨店やアパレルショップなどで、商品の買い付けから販売計画、予算管理など戦略全体を担当します。
パイロットは、乗客や貨物を積んだ飛行機を操縦する仕事です。具体的には、天候を確認して揺れの少ない飛行経路を判断する、航空機の整備状態を確認する、といった作業が含まれます。
バイリンガルセクレタリーとは、2ヶ国語以上を使う秘書のことです。スケジュール管理や電話・メール対応、会議資料の準備といった一般的な秘書業務に加えて、会議の通訳や文書翻訳など幅広い業務を担います。
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通訳者は、異なる言語を使う者の会話で、意思疎通やコミュニケーションをサポートする仕事です。社内会議や商談などのビジネス通訳や、国際会議やシンポジウムでの会議通訳、ニュースや国際放送の同時通訳など活躍の場はさまざまです。
翻訳者には、小説や雑誌などの文芸翻訳や、契約書などビジネス文書の実務翻訳、ドラマや映画の映像翻訳などの種類があります。英文ライターは、Webサイトや雑誌などの翻訳や、取材記事の作成を行う仕事です。
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外国語教師・教員は、語学系の専門学校や資格対策スクール、大学などで英語を教える仕事です。主な仕事は、指導計画の作成やテストの作成・採点などですが、学校の運営業務や外国人教員との指導方針のすり合わせなども行う場合があります。
多くの選択肢の中から自分に合った仕事に就くためには、必要な対策を講じることも大切です。ここでは、英語が活かせる仕事に就職、転職するためのポイントを3つ紹介します。
専門学校や外国語学校を卒業することで、希望する職種や業界での就職、転職につながります。例えば、ホテルマンや旅行添乗員の専門学校では、仕事に必要な知識やスキルだけでなく、英語力も併せて習得できます。
また、就職先を斡旋している場合もあるため、効率的に仕事に就ける可能性もあります。外国語学校を卒業することで英語力の証明となり、就職や転職の際に有利になることもあるでしょう。
外資系企業への転職に強いエージェントを利用する方法もあります。外資系企業の求人に特化した転職エージェントは、希望する業界や分野の求人や採用に精通しており、ノウハウや実績も豊富です。
そのため、外資系企業への就職や転職を成功させるために、必要なサポートやアドバイスを受けられます。また、最新の非公開求人など他では出会えない求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
英語を活かせる仕事に就くためには、単に英語力を磨くだけでなく、資格取得で仕事のチャンスを広げる方法も有用です。例えば、弁護士や弁理士、行政書士といった士業は国家資格であり、英語力も持ち合わせていると活躍の幅が広がります。
他にも、通関士や全国通訳案内士、英語教育免許など、英語を使う仕事に直結する資格もあります。米国公認会計士(USCPA)や公認内部監査人の保有者は、外資系企業での業務も多く、取得することで採用の可能性が高まるでしょう。
英語を活かせる仕事の中には高収入の職種もあり、就職や転職によって収入がアップする可能性があります。パイロットや外資系企業、特定分野の通訳者、翻訳者などは目安年収が高めです。
また、英語力の高さと年収の高さは比例すると言われます。ある民間企業の調査では、調査対象となる全ての業種・職種においてTOEICスコア500以上の英語力がある人は平均年収より収入が高い結果になりました。
別の民間企業の調査データでは、20〜50代全ての年代において、英語レベルビジネス会話以上の人は国税庁の平均年収調査結果よりも年収が高いことがわかっています。以上より、英語力を活かせる仕事へ転職することで、より高収入を狙える可能性があります。
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英語を活かせる仕事は多数あり、必要な英語レベルや求められるスキルがそれぞれで異なります。また、一概には言えないものの、職業によっては新卒就職や転職によって年収がアップする可能性もあります。
今回紹介した英語レベル別の仕事も参考にして、希望の業界や職種への転職を検討してみましょう。外資系企業への転職なら外資系に特化した転職エージェントに相談することをおすすめします。外資系企業の採用傾向を熟知しており、転職支援だけでなく非公開求人の紹介を受けられる場合もあります。
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