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キャリアアップは、仕事へのモチベーションをキープする上で大切な要素です。しかし、派遣社員の自分には関係ないことだと考えている方もいるでしょう。派遣社員であっても、キャリアアップすることは可能です。本記事では、派遣社員がキャリアアップを目指すメリットとともに、キャリアアップの具体的な方法や役立つ資格について詳しくご紹介します。
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派遣社員がキャリアアップを目指すメリットは色々ありますが、まず、キャリアを積みやすいことがあげられます。派遣社員は様々な業界・企業での仕事を経験できるため、幅広いスキルを身に付けることができます。業務内容によっては、専門知識や資格を取得する機会が得られることもあります。派遣社員は未経験でもOKな仕事も多く、興味のある仕事のキャリアを積むことができます。様々な人と出会い、コネクションを広げることができるので、人脈がキャリアに役立つこともあるでしょう。
そして、派遣社員は勤務時間や雇用期間を自分で決められるため、プライベートの時間も大切にしながら自分のペースでキャリアアップができるというメリットもあります。また、派遣会社は派遣社員へキャリアアップ研修を行うことが義務付けられているため、目指すキャリアに合わせた研修が受けられるというメリットもあります。キャリアアップ研修を受けることで、補助金が支給されることもあります。
派遣社員がキャリアアップを目指すには、まずは現在の仕事を全力で行うことが必須です。並行して、派遣会社のキャリアアップ研修を受けたり、空いた時間を有効に活用したりすることも大事です。ここでは、派遣社員がキャリアップを目指すための3つの方法を解説します。
キャリアアップの基本は、現在の仕事に一生懸命取り組むことです。お金を稼ぐためだけに、ただ仕事をこなしているというのでは、キャリアアップには繋がりません。派遣社員として働く中で自分自身のキャリアプランを考え、それに向けて自己研鑽を続けることが重要です。自分に与えられた業務の中で、キャリアアップに繋がることを見つけるのが賢明です。例えば、Excelの作業スピードを上げる、1時間かかっている書類作成を30分で仕上げるようにするなど、目標を立てて業務を行うことでスキルアップを実現することができるでしょう。
派遣社員は責任のある仕事を任せられることは少ないですが、与えられた仕事に責任を持ってこなすことで、職場で高い評価を得ることができます。良い評価は派遣先の企業から派遣元へも伝えられるため、派遣先で長く働けるようになる可能性があるほか、派遣会社からのキャリアアップの打診も期待できます。
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派遣会社の教育訓練や外部セミナーを利用することも、キャリアアップへの一歩です。2015年の労働者派遣法の改正により、派遣会社はキャリアアップを希望する派遣社員に対して教育訓練を行うよう義務付けられました。そのため、派遣会社に相談すると、キャリア形成に必要な研修やセミナーが受けられます。短期的・中長期的なキャリア目標を念頭におき上手く研修を活用することで、働きながら効率的にスキルアップができます。派遣会社の研修に受けたいものがなければ、キャリアスクールやセミナーを利用する手もあります。厚生労働省が労働者の能力開発したキャリアスクールもあります。
また、派遣会社の中にはキャリアコンサルティングを行っているところも多いため、キャリアの相談もできます。自分自身の強みや弱み、興味・関心、キャリア目標などを整理し、自分に合った職種や業界を探すための土台作りを行うことができるほか、キャリアプランの策定のサポートなどが得られます。
空いた時間を勉強や副業で有効に活用するのも、キャリアアップには欠かせません。派遣社員は契約に沿った時間で仕事をするためプライベートな時間を確保しやすく、キャリアアップのための勉強に充てることができます。勉強方法としてはキャリア形成に必要な書籍を購入するのも良いですが、動画サイトに投稿されたキャリア関連の動画からノウハウを学ぶことも可能です。わからないことがあれば、インターネット上のコミュニティで質問することもできます。また、空き時間に副業をしてスキルアップを目指すのもよいでしょう。副業が上手くいけば、将来的に独立できるなどキャリアアップへのモチベーションを高めることもできます。
派遣社員のキャリアアップに役立つ資格としては、「MOS」「TOEIC」「日商簿記検定試験」の3つがあげられます。ここでは、それぞれの資格の特徴について詳しく解説します。
MOSは、「マイクロソフトスペシャリスト資格( Microsoft Office Specialist )の略称で、Microsoft Office製品を使用したビジネスに必要なスキルを証明するための国際的な資格です。Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Accessのスキルを証明することができ、Microsoft Officeのエキスパートとして仕事に役立てることができます。また、WordとExcelは使用頻度が高いため、一般レベルと上級レベルに分けられています。業務で用いるWordやExcelのスキルは一般レベルであるため、まずは一般レベルの取得を目指すのが良いでしょう。派遣社員の仕事はMicrosoft Officeを使う業務が多いため、MOSの取得はキャリアアップだけでなく日頃の業務を効率化するのにも役立ちます。企業によっては、MOS資格取得者を優遇しているところもあります。
TOEIC(Test of English for International Communication)とは、英語を母国語としない人々の国際コミュニケーションにおける英語能力を測定するための標準テストです。ビジネスにおける英語でのコミュニケーション能力を測定することを目的としています。世界中の企業や大学、政府機関などで英語力の証明として広く利用されており、知名度は抜群で企業からの信頼度が高い資格です。Listening(リスニング)とReading(リーディング)の2つのセクションから構成され、10点から990点までのスコアで評価されます。
企業がグローバル化するにつれて、英語力が求められる機会が増えています。TOEICで高得点を取得することで、グローバルなキャリアチャンスを広げることができます。TOEICで高スコアを獲得するために身につけた英語力は、海外と取引がある企業や英文書を扱う業務で活用することができ、自分の英語力を把握するのにも役立ちます。企業によっては、昇進などの判定基準としてTOEICスコアを活用しているところもあります。
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日商簿記検定試験は、日本商工会議所が主催する簿記のスキルを測る検定試験です。試験内容には、会計の基礎知識や帳簿の作成方法、決算書の作成方法、財務諸表の分析方法などが含まれます。1級、2級、3級、初級という4つのレベルに分かれており、実務で活用する場合は2級以上を取得するのがベターです。経理や財務、事務関連の仕事において需要が高い資格で、従業員が取得することを推奨している企業もあります。また、簿記に関する資格ですが、経理や財務だけでなく営業職や管理職など幅広い職種で活用することができます。特に日商簿記1級に合格するのは難易度が高いとされていますが、取得すると税理士の受験資格が得られます。税理士の資格を取得すれば、さらなるキャリアアップも望めます。
一昔前は、派遣社員がキャリアアップを目指すのは難しいとされていました。しかし、派遣社員へのサポート体制も整備されており、本人のやる気次第でキャリアアップを実現することも可能です。派遣社員の研修を活用したり、副業でスキルアップを図ったり、資格を取得したりして、キャリアアップへの道を切り開いていきましょう。
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