派遣社員として働くことのメリット

派遣社員とパート社員は、どちらも共に時間給でお給料を稼ぐという収入の得方をする働き方のスタイルです。
ただ、派遣社員はまず派遣会社に登録し、派遣会社を通して働いてくれる人を探している企業へ赴き、仕事をします。
一方のパート社員は、直接人を募集している雇用先に雇用されますので、そもそもの雇われ方が異なるのが一番の違いです。
派遣社員として働くには、派遣会社に人をよこしてほしいと依頼する企業の存在が不可欠ですし、雇用の仕方もさまざまです。
1日だけといった超短期の派遣で仕事をすることもあれば、更新を重ねて長期雇用となるケースもあります。

いわば、そこで必要とされる間だけ仕事をするという働き方と言えるでしょう。
企業が職場になっても、あくまでも派遣社員として派遣会社に帰属する形となるため、企業が社員に対して行っている評価や就業規則に縛られないのが特徴です。
もちろん、派遣先の社内規則に準じた服装や就業における時間の決まりなどを守るのは当然ですが、企業内で何かトラブルが生じた場合は、派遣会社に相談することができます。
社内で相談することはなかなか難しいため、派遣社員ならではのメリットと言えるでしょう。
さらに派遣会社に登録して働くと、同じ時間を働いても直接雇用のパート社員よりも、時間給が相対的に高くなります。
派遣社員の場合、最低でも時間給1100円程度にはなりますし、平均すると1200~1500円程度は珍しくありません。
一方のパート社員となると高くても900円程度からとなりますので、7時間勤務であれば、派遣社員の時給が1100円だとすると1日の差は1400円、10日、20日となれば大きな差となってくるのは明らかです。

外資系企業を選ぶことのメリット

パート社員と比較しても、最初から時間給が高いというメリットを持つ派遣社員が外資系企業を派遣先に選ぶメリットは、さらなる時間給のアップが可能になるところです。
一般的に正社員として雇用される場合でも、外資系企業は国内企業に比べて月給が高めなのはよく知られています。
そのため、外資系企業にはどうしても英語ができないといけないというイメージがあります。
しかも、日常会話からビジネス英語に至るまでペラペラでないとという固定観念があり、自信のある人しか働けない企業という捉え方をしている人も少なくないでしょう。
しかし、外資系企業を派遣先に選ぶことで、さらなる時間給アップが可能になるうえに、実際にはすべての外資系企業が英語ペラペラの人を求めているとは限らないのです。
このあたりの雇用条件の詳しい内容は、派遣会社に伝えられていますので、内容をしっかりと吟味したうえで思い切って外資系企業を選ぶことにより、さらなる時間給アップが実現できるのは派遣社員ならではの大きなメリットとなります。

外資系で求められるのはずばりこれ

国内の企業に派遣される場合にもあてはまることですが、派遣社員は即戦力となる人材であることが求められます。
特定の仕事において、スキルもキャリアも持っていることが評価されることによって、パート社員よりも高い時間給を得られるからです。
外資系でも求められるのはずばり即戦力になることですが、これをクリアできるのであれば、外資系で働くことは派遣社員にとって、さらに大きなメリットをもたらします。
それというのも、外資系企業は能力主義であり、能力がある人はより高く評価しようという考えているからです。
近年は日本の企業も、この能力評価によって給料や昇進を考えるようになってきていますが、あまり差を付けすぎると他の社員の労働意欲が失われるという懸念から、差はあるものの致し方ないと社員が感じる程度に抑えているところも少なくないでしょう。
それに比べると外資系は、誰もが能力主義は当たり前と考えていますので、仕事ができる人が稼いでいることに対して、ひがみや妬みといった感情が少ないと言えます。
そんな外資系企業で働くことで、そもそも最初から高い派遣社員の時間給がよりアップしていくというわけです。
派遣社員でも高額の収入を得ることができるのは、外資系企業が求める要素を満たす能力を高く評価してくれるからにほかなりません。

外資系企業の考え方が有利に働いている

不況が長く続いた日本では、会社の利益が上がらないとなると真っ先に人件費を削るため、人を減らすという方針を採ってきました。
その結果、優秀な人材が多く流出し、企業にとってはマイナス面が非常に大きかったのもまた事実です。
一方の外資系企業は、優秀な人材なら他の会社から引き抜いてでも取りたいと考えていますので、ヘッドハンターが当たり前です。
もしスキルもキャリアもあるなら、その能力を認めてくれる外資系に行く方が、経営状況が悪くなれば真っ先に派遣社員の打ち切りをする国内企業よりも、安心して働けるという雇用面でのメリットがあります。
これは、日本企業と外資系企業の考え方が根本的に違うことを実感できる、最大の特徴です。

外資系と言ってもいまひとつピンとこない場合

外資系企業は派遣社員として働く方が能力を認めてくれるから有利ということはわかっても、具体的に外資系企業でどのような職種を求めているのかピンとこないという人も多いでしょう。
外資系と言うと外国の会社と考えている人も少なくありませんが、外資とは外国資本のことで、その定義は外国法人または外国人が出資する割合が34%を超える日本の企業です。
つまり、外資系企業とは外国の企業ではなく、外国資本を多く持つ日本の企業であり、外資が多く入っていることで企業の本質的な考え方が、日本国内の企業とは大きく異なるというわけです。
業種別では卸売業と製造業が多く、サービス業に情報通信業、さらに小売業に金融業、保険業といった順に続いています。
英語が苦手なら、いろいろな業種にまたがって探すことで、自分の持つスキルを活かせる外資系企業が見つかってくるでしょう。

過去は問わないという姿勢も派遣社員にとっては有利

国内企業の場合、転職だけでなく派遣社員にも過去の職務経歴を重視して採用するかどうかを決めるところがほとんどです。
かつての行いが今につながり、そして今後も同じことになるのではないかというのが、日本人特有の考え方として企業にも深く根付いているからです。
外資系企業においては、現在持っている能力を評価しますので、比較的過去は問わないという姿勢が見られます。
せっかく能力を持っていても、職場環境によってはその能力を存分に発揮できないこともあります。
過去に大きな成果を上げていればそれはそれで評価の対象となりますが、一方で未経験であっても即戦力として仕事ができる実力を持っているのであれば採用し、仕事ぶりを見たうえで能力に応じた評価をしてくれるのが外資系です。
能力があれば、日本企業に多い人件費削減のために真っ先に派遣切りの憂き目に遭うといったこともなく、逆に能力を認められてヘッドハンティングを受け、あれよあれよと言う間に正社員に採用されて飛躍的に給料アップということすらあり得ます。
「これだけは誰にも負けない自信があるから、能力を評価してくれる外資系企業で働きたいけれど、入社する方法がわからない…」というときには、まずは派遣社員として赴くといいでしょう。
派遣先で能力をフルに発揮することで、思いがけない展開になる可能性があるのが、外資系で働くことの最大のメリットかもしれません。

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