働き方が多様化してきている昨今、ダブルワークを前提に考えるなど、あえて契約社員の道を選択する人もいます。

正社員には賞与など非正規にはないメリットがあり、そこに目を向けがちですが、実は、契約社員にもメリットがいくつもあります。実際に、正社員より契約社員を選ぶ人がいることから考えても、そのメリットは無視することができません。

本記事では、契約社員のメリットに迫りながら、契約社員として働く人のために、身につけておきたいスキルと資格を紹介します。

契約社員のメリットを理解しよう

契約社員のメリットには、転勤がない、プレッシャーが少ない環境で働ける、プライベートの時間が確保しやすいなど、正社員と比較してもわかりやすいメリットがあります。

正社員は雇用が安定していますが、単身赴任で家族と離れて暮らさなければならないこともあるなど、デメリットもあるのが実際のところです。転勤など正社員のデメリットを考慮すれば、プライベートを重視して契約社員で働き続けるという選択肢もあるのです。

そうした働きやすさを重視して、あえて契約社員を選択する人も珍しくありません。

また、企業によっては契約社員でも正社員の給料と変わらないケースがあります。契約社員は派遣社員に近い印象があるかもしれませんが、実は企業によっては正社員並みに待遇を整えているのです。

日本では、契約社員は特にIT系や事務職以外のバックオフィス系で多い雇用形態といえます。特にIT系の職種の場合、専門職となるため、契約社員のほうが正社員より高給の場合が多々あります。

福利厚生も正社員と同じであれば、気になる労働条件の心配もほとんど必要なくなります。正社員と違うのは、雇用が安定していないことでしょうか。アメリカにはjob security(職の安定)という言葉もありますが、それは、人材の流動性が高く、転職も活発であるからこそ、仕事を検討する要素の1つになったともいえます。

このような契約社員のメリットを理解しておけば、転職の際に選択肢の幅を広げることにもつながります。

契約社員が身につけておきたいスキルと資格

契約社員にはさまざまなメリットがありますが、雇用が安定していないぶん、定期的に仕事を変わることを前提に考えなければいけません。そのような転職の際に役立つのが、スキルと資格です。

具体的にどのようなスキルが契約社員に求められるのか、順番に見ていきましょう。

・パソコン操作の基本スキル
IT系や事務職に限らず、営業などの職種でもパソコン操作のスキルは求められます。いまやパソコン操作は基本的なビジネススキルでもあるので、パソコン操作スキルは必ず身につけておきましょう。

・コミュニケーションスキル
どのような職種であったとしても、仕事を円滑に進めていくうえでコミュニケーション能力は欠かせません。対面や電話に限らず、メールやチャットを含めたコミュニケーションスキルを磨いておくことをおすすめします。

・人間関係構築スキル(日々の挨拶や、飲み会参加)
契約社員として働いていても、実務となれば雇用形態は関係ありません。また社内の人間関係が良ければそれだけ連携もスムーズになり、業務の効率も良くなります。特別なことをする必要はありませんが、ふだんから挨拶や飲み会への参加など、社交性を保つことは契約社員でも大切です。

・英語力(TOEIC800点以上)
外国人人材の受け入れやグローバリゼーションの流れを考慮しても、英語力は今後もビジネスの現場で重宝されるスキルであることは間違いありません。専門的なスキルにプラスαとして英語力があれば、自分自身の市場価値を高めることができます。

・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
ビジネスソフト用のパソコンスキルを客観的に資格で証明することができれば、他人との差別化にもなります。MOSはエクセル、ワード、パワーポイントの操作スキルを証明する資格です。

パスワードの暗号化など、事務作業の現場で求められる操作スキルも身につけることができるため、キャリアアップを考慮しても取得を検討すべき資格の1つだといえるでしょう。

契約社員は、正社員と比較すると雇用が安定しているとはいえませんが、スキルが身についていれば、契約が終了しても不安になる必要はありません。自分自身の市場価値を高めておけば、スムーズに次の会社を見つけ、働くことができるからです。
契約社員としてのキャリアを歩んでいくのであれば、スキルと資格は転職の武器となるため、一生の財産にもなります。
これから契約社員として働いていくのであれば、長期的な視点を持ち、スキルを磨くだけでなく資格取得も含めて挑戦してみてはいかがでしょうか。

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