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アプリケーションエンジニアと聞くと、私たちの生活に役立つスマホなどのアプリケーションを開発しているエンジニアを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?実際は、それ以外にもアプリケーションエンジニアは様々な分野で活躍しています。そこで、アプリケーションエンジニアの仕事内容や役立つ資格・スキル、将来性について解説します。
アプリケーションエンジニアの求人
ITエンジニアには開発を担当するプログラマーや設計をするシステムエンジニアなど様々な種類があり、それぞれ専門の領域があります。その中でアプリケーションエンジニアは、アプリケーションの開発全般を専門に行います。アプリケーションは、スマホやパソコンなどで使われるものだけではなく、業務管理を効率化するシステムやSNS、ECサイトなどのWeb上で利用できるものなど、何らかの目的を持って作られるソフトウエア全般のこと。ソーシャルゲーム、メールサービスなどもウェブアプリケーションの一種であり、幅広い分野で活用されています。そのアプリケーションの設計や開発、テストや実装などを経て、新しい仕組みを創り出しているのがアプリケーションエンジニアです。
アプリケーションエンジニアが開発するアプリケーションの種類は多岐に渡り、利用する対象によって大きく分けて4つの種類に分けられます。
1つ目は、多くの人に馴染みのある「スマートフォン向けのアプリケーション」。文字通りスマートフォン上で動作するアプリケーションで、プラットフォームによって使われるプログラミング言語が異なります。2つ目は主に企業向けに開発される「業務系アプリケーション」です。業務の効率化や課題解決を目的としています。3つ目は「Web系アプリケーション」。パソコンやスマートフォンにインストールせずにWebブラウザ上で利用できるショッピングサイトなどのアプリケーション全般を指します。4つ目は、銀行のATMや自動販売機、スマート家電など、機能に特化して開発され組み込まれている「組み込み系アプリケーション」です。
アプリケーションエンジニアの年収は個人差がありますが、平均で440万程度です。システムエンジニアの平均年収は300万円台後半~400万円台前半と言われていますので、システムエンジニア系の職種の中では比較的高水準と言えるでしょう。ただし、アプリケーションエンジニアは専門性の高い分野で実力が重視される傾向にあり、経験やスキルによって収入に差があります。深い知識と確かなスキル、プロジェクトリーダーとしてのマネジメントスキルなどがあれば、より高い年収も期待できるでしょう。また、企業によっては資格を取得することで手当てが付くこともあります。
アプリケーションは様々な分野で活用されており、将来性のある業界といえます。アプリケーションエンジニアとして、どのようなキャリアパスが想定できるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
アプリケーションエンジニアは、他のシステムエンジニアと同じように開発などの下流工程からスタートし、経験を積んで上流工程に進んでいくことが一般的な流れです。アプリケーション全般を扱えるようになれば、プロジェクトチームを統括、指揮をするプロジェクトマネージャーにキャリアアップすることも可能です。プロジェクトマネージャーは、アプリケーションエンジニアとしての知識やスキルだけではなく、チームをまとめるマネジメント能力、顧客とのコミュニケーション能力、経営的な視点も求められます。
ITコンサルタントは、顧客である企業の経営に関わる課題を解決に導く提案をする仕事です。課題を解決するために、システムの導入の提案や業務の効率化を図るためのシステムの企画や立案、システムの運用評価を行うなど、アプリケーションエンジニアとしての実績や経験が活かせる仕事と言えます。問題を解決する能力やマネジメントスキル、経営の知識など幅広い能力が求められる職種のため、アプリケーションエンジニアとして蓄積した経験を活かす機会が多く、年収アップも期待されます。
ITエンジニア業界では、企業で働きながら経験を積み、ITベンチャー企業として起業する人が多くみられます。成長著しいアプリケーション業界は市場も拡大しており、アプリケーションエンジニアも十分に独立が可能な職種です。開発したアプリをヒットさせたエンジニアは、新規事業を立ち上げ経営者として活躍していることも少なくありません。
アプリケーションエンジニアは、実力によって年収に差がでる職種です。未経験からアプリケーションエンジニアになる際には必ずしも資格が必要というわけではありませんが、資格を取得していれば、仕事をする上で必要な知識やスキルを持っていることを示すことに役立ちます。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験で、多くのアプリケーションエンジニアが保有している「基本情報技術者試験」は、ITエンジニアの登竜門ともいわれる資格。合格率は20%台と低めですが、必要最低限のスキルが身についていることを証明できる資格です。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では「システムアーキテクト試験」も実施しています。幅広い分野の知識が問われる試験で、合格率10%台と合格率は低いですが、合格者は開発の上流工程やマネジメントを担う知見があると認められます。
「Androidアプリケーション技術者認定試験」は、一般社団法人 IT職業能力支援機構が実施しています。民間の試験ですが、世界160カ国で実施されており、世界に通用する資格です。資格は「アプリケーション技術者認定試験」と「プラットフォーム技術者認定試験」の2種類。「ベーシック」と「プロフェッショナル」とレベルも2つに分かれています。
アプリケーションエンジニアには、アプリケーションの開発に必要なプログラミング言語に関する知識が必要です。開発するアプリケーションによって用いられる言語が異なるため、どのようなプロジェクトに参画するのかで使う言語が違ってきます。業務系のアプリを目指すのであればJavaやC、C#、スマートフォン向けのアプリなら、iPhone用はSwift、Android用はJava、Kotlinなどが必要になるでしょう。また、Webアプリの開発はバックエンドにはJava、C、Ruby、PHP、フロントエンドにはHTML、CSS、JavaScriptなどが使われます。自分が目指す方向性によって学ぶ言語を選びましょう。また、既に取得している言語を活かすプロジェクトに参加するという方法もあります。
インフラ系スキルは、アプリケーションの開発に直接関わっていないと思われがちですが、データベース(SQL言語)などの知識があれば、より大きな強みとなります。様々な工程の中においてデータベースなどへの理解があれば適切な対応が可能になり、開発できるアプリケーションの幅が広がります。
アプリケーションエンジニアが携わるプロジェクトの多くは、チームで開発が進められます。クライアントとの相談や打ち合わせも行うため、スムーズにコミュニケーションがとれるスキルや一般的なビジネススキルが求められます。チームリーダーになれば、チームをまとめることができるマネジメント能力も必要です。また、業務に関連するアプリケーションを開発する際には、IT面の知識やスキルだけでなく、開発に関わる業界の総合的な知識も必要になるでしょう。
様々な分野でアプリの開発が進められているため、アプリケーションエンジニアは将来性の高い業界であるといえます。アプリケーションエンジニアで転職先を探している時は、IT系のエンジニアに強い求人サイト「マイケル・ペイジ」を利用してみてはいかがでしょうか?より環境の良い職場で、自身の持つ知識やスキルを最大限に活かしましょう。
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