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外資系企業で働くメリットとは

日系企業で働いている人の中には、今の仕事場の環境や、仕事内容に疑問を感じ、転職を考えている人もいることでしょう。その選択肢の一つとして、外資系企業への転職を検討している人もいるのではないでしょうか。
一般的に外資系への転職というと、給与は高いが英語が話せないといけない、会社の求める結果とそぐわない場合はすぐに解雇されてしまうなどの情報もあるので、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
確かに外資系企業で働くことは、日系企業での働き方と違う部分が多く、働き始めは戸惑うこともあるかもしれません。しかし、それと同時に外資系企業ならではのメリットもあるのです。そのメリットを活かすことができれば、今まで以上に働きやすい環境で、優れた成果を収められるようになるはずです。
今回は外資系企業への転職を考えている人の参考になるように、外資系企業で働くメリットについて紹介します。
さまざまな国の人とリアルタイムで働ける
外資系企業の本社は、もちろん外国にあります。支社の社長には、ほとんどの場合、本社の国の人が就任しています。外資系企業で働く日本人は、バイリンガルの社員が多いのも特徴です。
外資系企業では、本社や他国の支社でも同様の業務を行っているチームがあるため、情報共有や共同プロジェクトの参加といった、コミュニケーションを図る機会もあります。メールやチャット、電話、テレコンファレンスが中心となりますが、それだけではなく海外出張に行く機会ももちろんあるでしょう。英語力に自信がなくても、そのような環境に置かれることで自然と語学力が上がり、外国の社員ともうまくコミュニケーションがとれるようになります。
日本支社の場合は、主にアジア地域やオーストラリア、ニュージーランドといった太平洋地域の人と接点を持つ機会が多い傾向があります。
共通言語は英語になるので、英語に自信がある人は外資系企業でグローバルに活動することをおすすめします。メールや電話で毎日のようにやり取りをする仕事仲間が海外にいると、相手が住んでいる国に旅行へ行った時などは、実際に会いに行く人もいるようです。
専門的な仕事ができる
日系企業ではスキルや経験があまり重視されることなく、人事部の指示などによって配属先が決まることが多いようですが、外資系企業ではこのようなことはありません。
そのため、自分でスキルに関係のない他部署への異動を希望しない限り、同じ分野で仕事を続けることができます。企業側も、さらなるスペシャリストを育成するために、従業員のスキル向上のためのサポートを積極的に行うところもあるようです。
また、外資系企業の転職はそれまでの経験やスキルが重要視されるので、一つの分野で長いキャリアを築くことできます。だからといって、自身の持つ古い知恵や技術にしがみついているのではなく、日々新しい技術にも目を向けて自身のスキルを高めておきましょう。
人間関係の煩わしさが少ない
新卒の一括採用が少ないのも、外資系の特徴です。代わりに他社でバリバリ働いていた、即戦力になる人を中途採用する場合が多く、さまざまな経験を持った人が集まっています。
日系企業では年功序列、同期入社、先輩後輩などの上下関係が厳しく、人間関係に苦労することもありますが外資系企業の場合、そのような人同士でグループをつくるといったことがあまり見られません。また、役職と年齢が比例しないのが普通なので、能力重視でフェアに接してもらえます。
外資系では女性の中途採用も積極的に行うので、女性が働きやすいのも特徴の一つです。
ワークライフバランスが充実している
日系企業では、残業は当たり前という風習が根強く残っていますが、外資系企業はそうではありません。むしろ残業する人は自分のスケジュール管理ができず、仕事のできない人とみなされてしまいます。
企業で定められたコアタイム内に社内で仕事をして業績を上げることができれば、他の時間は自由に使えます。小さな子どもがいる家庭なら家族サービスに費やせますし、趣味や習い事に没頭できる時間も増えるので、プライベートを充実させることができます。
また、外資系企業では有給休暇をとる際も、周りの目が気になることはありません。遠慮なく自分の時間をつくることができるので、精神的にも少ない負担で仕事を続けることができます。
プライベートな時間が多いことばかりに目が行ってしまいがちですが、外資系企業に働く仕事ができる人は、会社で残業はしなくても、朝誰よりも早く会社に来て仕事をしたり、家に持ち帰って仕事をしたりする人も多いようです。
ここまで紹介したものが、外資系のおもなメリットとなります。
外資系の企業では、あくまでも能力や仕事の成果によって評価されます。自分のスキルに自信があり、それを活かして今よりも活躍したいと考えている人は、外資系への転職がおすすめです。
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