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握手の時点でもうアウト!? 面接における完璧な握手の秘訣

外資系企業で面接となると、面接官が外国人というケースがあります。外国人が面接官となると、握手をしなければならない場面に遭遇するでしょう。すでに外資系企業で面接をしたことがある方なら、もう握手した経験もあるのでは? と思います。面接で好印象を与えるためには、握手はどの程度重要なものなのでしょうか。今回は握手の特集です。

アイオワ大学の研究によると、きちんとした握手が出来る候補者(特に女性)は、かなり高い確率で職を得ていることが判明しています。更に興味深いのは、握手が服装や外見よりも重要である、ということです。98校のビジネススクールの学生に対して実施した調査によると、採用される確率が高いとみなされた学生は、きちんとした握手をしているという評価を得ています。きちんとした握手をする応募者は、採用担当者から、将来良い社員になるとみなされる傾向があるということがわかったのです。きちんとした握手=良い第一印象となるということです。

握手は、日本でいうお辞儀と同様に、相手への敬意を表わすものです。欧米のビジネスマナーはどんどんカジュアルになり、外資系企業などでは、社長や上司をファーストネームで呼ぶことも稀ではありませんが、そういう中でも、正式な握手の重要性はまったく変わっていません。そのくらい重要なものであるということを、頭に入れておきましょう。それでは、完璧な握手とはどんなものなのか、実際にみていきます。

 

完璧な握手の方法とはどのようなものか?

まず、手は乾いた状態で保つようにしましょう。手に汗をかいていると緊張していることが相手に伝わってしまいますし、自信がないと思われてしまうかもしれません。ハンカチを常備しておくとよいでしょう。

握手するときの姿勢と構えは重要です。まっすぐに背筋を伸ばして立ち、地面に足をしっかり固定して、相手の目を見ます。大げさな笑顔は不自然なため、自然でやわらかく微笑むのがポイントです。アイコンタクトが出来ていないと、自信に欠け、信頼できない人と見られてしまいます。相手の目を見ることがどうしても苦手だという方は、相手の鼻の下あたりに視線を向けるようにすれば、相手にはアイコンタクトが出来ているという印象を持たせることができます。

次に、親指と人差し指の間を広く開いて、相手の手を握るための空間を作り、親指をまっすぐ天井に向くようにしながら、相手の方へ差し出します。そのまま手のひらを平らにし、相手の手のひらと合わせます。このとき、手をカップ状にしてしまうと、相手の手のひらとの間に空間が出来てしまい、相手の手を指で包み込むことができなくなってしまうので注意しましょう。

完全に手が合わさったら、親指を下方向に固定し、しっかりと握ります。握る強さは相手が握る強さと同じぐらいの強さにしましょう。強く握りすぎると、敵対的に見られてしまう場合があり、また弱すぎると、頼りない印象を与えかねません。相手の強さに合わせることで、適度な安心感を与えることができます。

そして手首ではなく、肘から振ります。速く振ると、緊張や焦りなどの印象を与えてしまいますので要注意です。逆にゆっくり過ぎると、ぎこちなくなってしまいます。数秒間握手をしたあと、ゆっくりと後退します。

 

避けるべき握手とは?

良い握手があれば、悪い握手もあります。悪い握手としてよくあげられるは、「デッド・フィッシュ」(力のない握手)と呼ばれるもので、手が弱々しく冷たいために、死んだ魚を握っているように感じることが由来です。「デッド・フィッシュ」は、社交性や自信の欠如を連想させます。もう一つ、通常の握手をしながら、もう一方の手を相手の手の上に置いて握手するという、「ポリティッシャン・ハンドシェイク」(政治家の握手)と呼ばれるものがありますが、これも初対面の際には、悪い握手とみなされやすいです。初対面にしては馴れ馴れし過ぎる、または不適切であると考えられているようです。

 

まとめ

たったの10秒にも満たない握手など、一見重要でないと思うかもしれません。しかし、上記で説明したように、面接を成功させるためには非常に重要なものなのです。次の面接では完璧な握手をし、面接官に良い第一印象を与えられるよう、上記の内容を心に留めながら、実際に練習しておくのが良いでしょう。