転職やキャリア転換に踏み切る動機は実に様々ですが、多くの場合は現在の職務に対する不満などが転職や別のキャリアを積みたくなったりするきっかけとなります。適切なキャリアパスを描くためには、まず次のステップにしたがって検討することが重要です。
 

転職したい本当の理由は何か突き止める

転職や別のキャリアを望む理由は本当に正当なものでしょうか。確認するには、その動機をよく考えてみる必要があります。次のような場合ならば、掴むべき転機が訪れているのかもしれません。

  • 退屈で、やる気の出ない、簡単すぎる仕事をしている
  • 自分の技量や才能が活かされていない
  • 成長がほとんど見込めない、または将来の展望が薄い
  • 強すぎるストレスで、がんじがらめになっている
  • 仕事を続けられる保証がない、または達成感がない
  • いつもストレスや孤独感、孤立感で苦しんでいる
  • 給与額に不満があり、昇給の交渉余地がない
  • 仕事が忙しすぎて、仕事以外の人生を楽しむゆとりがない


選択肢を検討する

転職、キャリア転換に踏み切りたい理由をはっきりさせてみると、問題の解決に転職やキャリア転換は必要ない場合もあります。例えば、上司に職務調整の要望を出したり、新しいスキルを身に付けられるような部署への移動を要請したり、単に必要な休暇を取るだけでも解決できるかもしれません。やはり同じ会社の中では状況が改善できないとなったら、次の選択肢を検討すべきです。

  • 業界は変えずに新しい職務に就く
  • 別の業界で同じ職務に就く
  • 業界も職務も一新する


転職、キャリア転換の計画を立てる

しっかりと計画を立ててから踏み切ることで、スムーズな転職、キャリア転換の可能性が高まる。自分の技量や才能、興味に見合ったポジションに移れば満足度は上がるが、応分のコストがかかることも忘れてはいけません。例えば、給与の減額、失業期間の可能性、一時的にでもキャリアダウンすることになったりするかもしれません。

そのためには、いろいろな求人広告を調べ、実際にその業界で仕事をしている人達に話を聞いて、どんな機会があるのか、自分が適したスキルの持ち主かどうかを確認することが重要になってきます。こうして検討した結果、正当な理由があり、望む仕事に移る準備が整っているうえ、この転機に賭けるメリットが間違いなくコストより大きいならば、今こそ自信を持って次のステップへと歩を進めるべき好機でしょう。

 

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