それは全ての求職者が恐れる面接の瞬間です。上手くやれているぞと思ったちょうどその時、窮地に追い込まれるような難しい質問を投げかけられる事は珍しくありません。

面接で何を訊かれるのか正確に予測する方法はありませんが、ここに挙げた10の難問とその答えは、あなたが窮地から逃れるための、助けになるかもしれません。

  1. なぜ現在の仕事を辞めるのか?
    上司や同僚とそりが合わないのが転職の理由だとしたら、その状況は強調しないほうがいいでしょう。というのは危険信号になってしまう可能性があるからです。代わりに、あなたがいかに新しい挑戦を求めており、いかにこの新しいチャンスに興奮していて、いかに自分がこの職に適していると信じているかを語ることに焦点を当てよう。
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  2. 上司からの指示にどのように応えるか?
    この質問に対しては、チームの一員として働く能力を強調する必要があります。いかにチーム全体が上司の指示に従う必要があるかを簡潔に語り、過去の成功事例の中で説得力のあるものを挙げましょう。
     
  3. 批判にどのように対処するか?
    ここではあなたの人間性を見せましょう。私たちが皆、間違いを犯す者であるということ、そして誰もが建設的かつ実用的な批判から学ぶことができるということについて語りましょう。例を示すように言われた場合、仕事上重要ではない領域であなたの受け取った建設的な意見を例に挙げ、それを克服するためにどのように行動したか話しましょう。
     
  4. あなたをやる気にさせるものは何か?
    これは「お金」などと答える場面では絶対にありません。優秀なチームの一員として働くこと、重要かつ有意義なプロジェクトに熱中すること。あるいは、あなたの貢献が顧客やビジネスにどのような違いをもたらすかを見ること、などが答えとなるでしょう。
     
  5. 今日から働き始めたとしたら、成果を出すのにどのくらいかかるか?
    初日から貢献したいと考えているとも、言おうと思えば出来るでしょう。しかしまた、現実的である必要があり、注目に値する働きをするのに必要なだけ、社内の仕組みを完全に理解するのには数か月かかると説明することもできます。
     
  6. 他社の面接も受けたか?
    これはうまく利用することができる素晴らしい質問です。需要のある候補者は当然、雇用担当者には魅力的に見えます。ですから、あなたが積極的に新しいポジションを探していることを伝えつつ、そのとき面接を受けている仕事より他の仕事に対して、より興味を持っているという印象を与えないようにしましょう。
     
  7. 当社について知っていることは?
    面接前の調査が報われる場面です。あなたが会社について学んだことの概要を簡潔に説明し、もっと話を聞きたいという熱心さを伝えましょう。
     
  8. 次の候補者にはできないどのような貢献があなたにはできるか。
    あなたのすべき貢献をはっきりと伝えるべき場面です。現在までの功績と、あなたが取り組めると思う、又成果を出せる領域について話しましょう。
     
  9. あなたはこのポジションが必要とする学歴や職務経験よりも、やや優秀すぎるように我々は懸念しているが、あなた自身はどう思うか?
    この組織に長期的に落ち着きたいと熱心に希望している旨を説明しましょう。経験を生かして最初から会社に多大な貢献ができるだろうということ、結局このポジションに非常にしっくりくると感じることを伝えることもできます。
     
  10. この仕事に興味を感じられない面はあるか?
    この質問に答えるときは、できるだけ多く語らないほうが確実によいでしょう。職務明細書を徹底的に読み、現時点では職務のあらゆる面に対して期待していること、この新しい挑戦に没頭するのを楽しみにしていることを伝えるのがいいでしょう。あるいは将来的には他の仕事よりも興味を失ってくる場合があるのは自然なことで、しかしそれはあらゆる仕事に対して言えることだということを譲歩して認めることで、自己の成熟度を示すこともできるでしょう。

 

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