採用担当は、候補者をふるいにかけるため、ますますインターネットを活用しています。あなたがSNS利用に熱心であるかどうかにかかわらず、ソーシャルメディアは転職に一定の役割を果たすことになってきています。ここでは、必ずあなたのためになるSNS、主にLinkedInの利用方法についての6つのヒントをご紹介します。

取捨選択しよう

あなたの存在を示し、交流できるウェブサイトやオンライン・フォーラムは大量にあります。時間管理と効率の観点から、あなたが自分の職務プロフィールを宣伝したいと思うサイトを2-3選ぶのが一番良いでしょう。リクルーターや採用責任者、あなたの業界の人々がどのサイトを利用しているか考え、それらのサイトを優先的にターゲットしましょう。あなたの活躍分野や職種にもよりますが、新しい職を得るために存在をアピールするなら、一般的には、FacebookよりもLinkedIn(またはそれと同様のサイト)のほうが役に立ちます。

プロフィールを完成しよう

リクルーターや雇用者の注目を集めたいのであれば、あなたに関する情報は載せれば載せるほど成果が出ます。雇用側があなたのプロフィールを見た際、あなたが適材かどうか十分判断できるだけの情報を盛り込んで、あなたの全体像を示しておきましょう。簡潔な職歴を載せるとともに、関連する受賞歴や研修を受けた履歴についてふれておきましょう。プロフィール写真はプロフェッショナルとしてふさわしいものを選びましょう。また、最も重要なことは、記載事実が正しいかどうかの確認です。公共の領域で情報を確認するのは容易なことです。

オンライン上で目立とう

人のオンラインでの注意持続力はとても短いものなので、一目で読む人の注意を惹くように心がけましょう。なるべくパラグラフ、見出し、箇条書きを用いて、プロフィールのフォーマットを工夫しましょう。検索エンジンのサーチ結果であなたがより上位に入れるよう、捜している仕事の肩書きをプロフィール内に繰り返し載せましょう。可能な場では、(現在雇われている場合はやりにくいかもしれませんが)あなたが新しい雇用機会に対してオープンであることを明確にしておきましょう。

知識をアピールしよう

あなたが自分の業界に関するブログを書いているなら、プロフィールとリンクしておきましょう。同様にTwitterアカウントに付加価値があると思えば、ブログと同様にリンクしておきましょう。忘れてならないのは、雇用者はあなたが最新の業界トレンドに精通しているのを見たいのであって、単なるつぶやきを見たいのではありません。フォーラムで議論に参加する機会があれば参加しましょう。ただし一度した発言は消去できませんから、発表する意見についてはよく考えて行うことが大切です。

ネットワーキング

よく言われるように、職を得られるかどうかは誰を知っているかにかかっている場合が多く、もしあなたが業界のキーマンとつながりがあれば、理想とする職に就きやすくなるでしょう。ネットワーキングは新しい現象ではありませんが、オンライン上で人々とつながりを持てる能力があれば、確実に求職プロセスは容易になります。忘れないでおきたいのは、オンライン上でネットワーキングをすることは大切ですが、それが昔からある直接人と会って交流することにとって代わるものではない、ということです。ネットワーキングとは相互にとって利益をもたらすべきものです。繋がった人に対して、あなたからは何を提供できるかということも考えておきましょう。

大学・過去の上司からの推薦

あなたの業績を認める推薦があれば、あなた自身を望ましい候補者に見せるための決め手になりますが、推薦にもいろいろと重みの違いがあります。満足した顧客からの熱烈な推薦は、同じプロジェクトで働いた同僚からの推薦よりも価値あるものとして受け止められます。推薦の数は少数に絞りましょう。あまりに大勢から公認されていると、優れた仕事に対して相手が率先して与えたというより、良いフィードバックをあなたがおねだりしてきたかのように見えてしまいます。

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